大道廃れて仁義あり
ことわざ「大道廃れて仁義あり」の意味・読み方を解説します。
大道廃れて仁義あり
だいどうすたれてじんぎあり
| 言葉 | 大道廃れて仁義あり |
|---|---|
| 読み方 | だいどうすたれてじんぎあり |
| 意味 | 人がおのずと備えていた大きな道理が見失われて、はじめて仁だ義だと徳目が声高に唱えられるようになるということ。
「大道」は作為を加えずとも万物が収まっていた本来のありようで、道徳をわざわざ言葉にして説くこと自体、すでにそれが崩れているしるしにほかならない。 |
| 出典 | 『老子』一八 |
| 場面 | 時世 / 政治 / 道徳 |
| 使用語彙 | 大道 / 仁義 |
| 使用漢字 | 大 / 道 / 廃 / 仁 / 義 |
「大」を含むことわざ
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 大当たりを取る(おおあたりをとる)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
「道」を含むことわざ
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 茨の道(いばらのみち)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 鬼神に横道なし(きじんにおうどうなし)
- 軌道に乗る(きどうにのる)
「廃」を含むことわざ
- 男が廃る(おとこがすたる)
- 春蘭秋菊倶に廃すべからず(しゅんらんしゅうぎくともにはいすべからず)
- 大道廃れて仁義あり(だいどうすたれてじんぎあり)
- はやり物は廃り物(はやりものはすたりもの)
- 人を以て言を廃せず(ひとをもってげんをはいせず)
「仁」を含むことわざ
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 医は仁術(いはじんじゅつ)
- 巧言令色、鮮なし仁(こうげんれいしょく、すくなしじん)
- 剛毅朴訥、仁に近し(ごうきぼくとつ、じんにちかし)
- 剛毅木訥仁に近し(ごうきぼくとつじんにちかし)
- 仁義を切る(じんぎをきる)
- 仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は懼れず(じんしゃはうれえず、ちしゃはまどわず、ゆうしゃはおそれず)
- 仁者は敵なし(じんしゃはてきなし)
- 宋襄の仁(そうじょうのじん)
- 知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ(ちしゃはみずをたのしみ、じんしゃはやまをたのしむ)
