「鴨」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 5 件
「鴨」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる)
好都合な状況が重なり、さらに良い結果が生まれることのたとえ。 鍋料理で用いる鴨が自ら葱を背負ってやってくるような、非常に都合の良い状況を表す言葉。 特にお人好しが自らの行動で他人に利益をもたらす場合によく使われ、略して「鴨葱」ともいう。
鴨にする(かもにする)
たやすくだませそうな人や、勝負ごとで楽に負かせる相手に目をつけ、その人を利用して自分のもうけにすること。 鴨は簡単に捕らえられる鳥であるため、「鴨」をだまされやすい人の意味で使う。 動詞にして「鴨る」ともいい、逆に自分がそうした相手にされることは「鴨になる」という。 この「鴨」の使い方は「[[いい鴨*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/4938.php]]」や「[[鴨が葱を背負って来る*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2774.php]]」にも見られる。 自分の得のために人を利用するという点では「[[食い物にする*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9274.php]]」も意味が近い。
鴨の浮き寝(かものうきね)
胸がざわついて、ひとときも心が安らがないこと。 水面に浮かんだまま寝入る鴨の姿を、いかにも心細く頼りなげだと感じたところから。 古くから和歌に使われた言い回しで、「浮き寝」の「浮き」につらいという意味の「憂き」を重ね、悲しい思いを抱えて寝る夜の心を表すことが多い。 水に浮かぶ鴨を題材にした句では、ほかに「[[鴨の水搔き*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2776.php]]」がある。
鴨の脛(かものはぎ)
かもの脚が短いことから、短いものを指すたとえ。 「脛(はぎ)」は、すねのこと。 昔の中国の書物『荘子』の駢拇(べんぼ)篇には、かもの脛は短いけれども、つぎ足して長くすれば、かもにとってはつらいことになる、という一節がある。 同じ一節の鶴の側から、生まれつきの長さを人の手で変えてはいけないと説くのが[[鶴の脛も切るべからず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3768.php]]である。
鴨の水搔き(かものみずかき)
気楽そうに見えても、人知れぬ苦労があることのたとえ。のんびりと浮かんでいるように見える鴨も、水の中では絶えず足で水を掻いていることから。
- /
- 1ページ
