「遺」を含む故事・ことわざ・慣用句
「遺」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
遺憾なく(いかんなく)
心残りがまったくないほど十分に。
恋の遺恨と食べ物の遺恨は恐ろしい(こいのいこんとたべもののいこんはおそろしい)
恋愛の恨みと食べ物の恨みは、根深く恐ろしいということ。
千緒万端、遺漏あることなし(せんしょばんたん、いろうあることなし)
あらゆる点で、まったく手落ちがない様子。「千緒万端」は多くの事柄、「遺漏」は手落ち。
道に遺を拾わず(みちにいをひろわず)
世の中が太平で人々が満ち足りた暮らしをしていることのたとえ。 「遺」は落ちている物のことで、人々が落ちている物を拾おうとしないほど太平であるとの意から。 「道に遺ちたるを拾わず」ともいう。
道に遺ちたるを拾わず(みちにおちたるをひろわず)
世の中が太平で人々が満ち足りた暮らしをしていることのたとえ。 「遺」は落ちている物のことで、人々が落ちている物を拾おうとしないほど太平であるとの意から。 「道に遺ちたるを拾わず」ともいう。
野に遺賢なし(やにいけんなし)
すぐれた人材はすべて官吏になり民間に残っていないということ。また、人材が集まり正しい政治が行われ、国が安らかに治まっているということ。「野」は民間、「遺賢」は埋もれている賢者の意。