「遺」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 7 件
「遺」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
遺憾なく(いかんなく)
心残りがまったくないほど十分に。
恋の遺恨と食べ物の遺恨は恐ろしい(こいのいこんとたべもののいこんはおそろしい)
恋のもつれによる恨みと、食い物のことでこうむった恨みは、いつまでも尾を引いてあなどれないということ。
千緒万端、遺漏あることなし(せんしょばんたん、いろうあることなし)
あらゆる点で、まったく手落ちがない様子。「千緒万端」は多くの事柄、「遺漏」は手落ち。
楚人弓を遺れて楚人之を得(そひとゆみをわすれてそひとこれをう)
なくした物が同じ仲間の手に渡るのなら、惜しむには当たらない。目先の得失にとらわれない度量の大きさをいう。楚の共王が狩りの途中で弓を置き忘れたとき、家来が探そうとするのを、楚の者が落として楚の者が拾うのだから捜すには及ばぬと制したという故事から。
虎を養いて自ら患を遺す(とらをやしないてみずからうれいをのこす)
今のうちに断つべきものを、かえって手元で肥え太らせ、のちに自分がその力に食い破られること。幼い虎を飼い続ければ、いずれその爪と牙が飼い主に向かうことから。
道に遺ちたるを拾わず(みちにおちたるをひろわず)
世の中が太平で、人々が満ち足りた暮らしを送っているたとえ。 「遺ちたる」は道端に落ちた物のこと。それを拾い上げる者すらいないほど豊かだという意。 「道に遺を拾わず」ともいう。
野に遺賢なし(やにいけんなし)
使える人はもう残らず取り立ててあるという触れ込み。世の治まりぶりを誇る言葉だが、登用から漏れた者を納得させる口実にもなった。 「遺賢」は、取り立てられずにいる有能な人。
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