千緒万端、遺漏あることなしとは
千緒万端、遺漏あることなし
せんしょばんたん、いろうあることなし
言葉 | 千緒万端、遺漏あることなし |
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読み方 | せんしょばんたん、いろうあることなし |
意味 | あらゆる点で、まったく手落ちがない様子。「千緒万端」は多くの事柄、「遺漏」は手落ち。 |
出典 | 『晋書』 |
使用漢字 | 千 / 緒 / 万 / 端 / 遺 / 漏 |
「千」を含むことわざ
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 朝起き千両(あさおきせんりょう)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 価千金(あたいせんきん)
- 値千金(あたいせんきん)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一髪、千鈞を引く(いっぱつ、せんきんをひく)
「緒」を含むことわざ
- 勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)
- 堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
- 堪忍袋の緒を切らす(かんにんぶくろのおをきらす)
- 糞も味噌も一緒(くそもみそもいっしょ)
- 後悔は知恵の緒(こうかいはちえのいとぐち)
- 緒に就く(しょにつく)
- 緒に就く(ちょにつく)
- 盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)
- 味噌も糞も一緒(みそもくそもいっしょ)
「万」を含むことわざ
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一人虚を伝うれば万人実を伝う(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 一天万乗の君(いってんばんじょうのきみ)
- 一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてまんぱしたがう)
- 一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
- 家書万金に抵る(かしょばんきんにあたる)
- 風邪は万病のもと(かぜはまんびょうのもと)
- 食後の一睡、万病円(しょくごのいっすい、まんびょうえん)
- 食後の一睡、万病丹(しょくごのいっすい、まんびょうたん)
「端」を含むことわざ
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 異端(いたん)
- 口の端に掛かる(くちのはにかかる)
- 口の端に上る(くちのはにのぼる)
- 木っ端を拾うて材木を流す(こっぱをひろうてざいもくをながす)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
- 他人の別れ棒の端(たにんのわかれぼうのはし)
- 手纏の端無きが如し(たまきのはしなきがごとし)
- 環の端無きが如し(たまきのはしなきがごとし)
「遺」を含むことわざ
- 遺憾なく(いかんなく)
- 恋の遺恨と食べ物の遺恨は恐ろしい(こいのいこんとたべもののいこんはおそろしい)
- 千緒万端、遺漏あることなし(せんしょばんたん、いろうあることなし)
- 道に遺を拾わず(みちにいをひろわず)
- 道に遺ちたるを拾わず(みちにおちたるをひろわず)
- 野に遺賢なし(やにいけんなし)