道に遺を拾わずとは
道に遺を拾わず
みちにいをひろわず
言葉 | 道に遺を拾わず |
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読み方 | みちにいをひろわず |
意味 | 世の中が太平で人々が満ち足りた暮らしをしていることのたとえ。
「遺」は落ちている物のことで、人々が落ちている物を拾おうとしないほど太平であるとの意から。 「道に遺ちたるを拾わず」ともいう。 |
出典 | 『韓非子』 |
異形 | 道に遺ちたるを拾わず(みちにおちたるをひろわず) |
使用漢字 | 道 / 遺 / 拾 |
「道」を含むことわざ
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 鼬の道(いたちのみち)
- 鼬の道が切れる(いたちのみちがきれる)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 鼬の道を切る(いたちのみちをきる)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 茨の道(いばらのみち)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
「遺」を含むことわざ
- 遺憾なく(いかんなく)
- 恋の遺恨と食べ物の遺恨は恐ろしい(こいのいこんとたべもののいこんはおそろしい)
- 千緒万端、遺漏あることなし(せんしょばんたん、いろうあることなし)
- 道に遺を拾わず(みちにいをひろわず)
- 道に遺ちたるを拾わず(みちにおちたるをひろわず)
- 野に遺賢なし(やにいけんなし)