「砕」を含む故事・ことわざ・慣用句
「砕」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
当たって砕けよ(あたってくだけよ)
うまくいくかどうかわからないが、思い切ってやってみよということ。
当たって砕けろ(あたってくだけろ)
うまくいくかどうかわからないが、思い切ってやってみよということ。
肝胆を砕く(かんたんをくだく)
大変苦労して、努力するたとえ。心を尽くすたとえ。「肝胆」は、肝臓と胆嚢のことで、転じて心の奥底・真心の意。
肝を砕く(きもをくだく)
あれこれと考えたり気を遣ったりして、非常に苦心することのたとえ。
心を砕く(こころをくだく)
あれこれと考えたり気を遣ったりして、非常に苦心することのたとえ。
腰が砕ける(こしがくだける)
物事をやり遂げようとする気力が途中でなくなること。 また、腰の力が抜けて体が安定しないこと。
心肝を砕く(しんかんをくだく)
ある物事について思い悩むこと。あれこれ考えて悩むこと。
玉となって砕くとも瓦となって全からじ(たまとなってくだくともかわらとなってまったからじ)
名誉を守るために死ぬことはあっても、いたずらに生きながらえるだけのむなしい生涯を送りたくはないということ。 貴重な玉として砕かれてしまってもよいが、無価値な瓦として安全に生涯を全うしたいとは思わないとの意から。
肺肝を砕く(はいかんをくだく)
非常に苦心することのたとえ。「肺肝」は肺臓と肝臓のことで、転じて「心」の意。心が砕けてしまうほど考えるという意味。
身を砕く(みをくだく)
労力を惜しまず、大変な努力をするさま。