「ちる」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 18 件
故事・ことわざ・慣用句一覧
顎が落ちる(あごがおちる)
口に運んだものの味に負けて、噛んでいた顎がゆるみきってしまう。 舌ではなく顎のほうに驚きを託した形で、作り手への賛辞として向ける。
胃の腑に落ちる(いのふにおちる)
理解・納得できる。 「がてん」は「がってん」とも読む。
瘧が落ちる(おこりがおちる)
熱病にかかったかのように何かに夢中になっていた状態から、急激にさめて冷静になること。 「瘧」は、マラリア性の熱病のこと。
金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる(かねさえあればとぶとりもおちる)
世の中のたいがいの事が金で解決できるということのたとえ。
雷が落ちる(かみなりがおちる)
目上の人からひどく叱られること。
気が散る(きがちる)
他の事が気になって、ひとつのことに集中できなくなるさま。
木の実は本へ落ちる(きのみはもとへおちる)
どんなものも行き着く先は生まれ出たところだということ。 実は熟しても真下に落ちるだけで、育てた木の根方より遠くへは行かないという見立て。
猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
その道の達人でも、たまには失敗することもあるということ。 木登りが得意な猿でも、ときには誤って落ちることもあるとの意から。
尻馬に乗れば落ちる(しりうまにのればおちる)
人の言い分にそのまま乗って動いた者は、しくじりまで一緒に背負わされる。 勢いを借りた分だけ、転んだときに支えるものが無い。
地に落ちる(ちにおちる)
盛んであった権威や名声などが衰え失われる。
手に落ちる(てにおちる)
その人のものとなること。その人の所有となること。
問うに落ちずに語るに落ちる(とうにおちずにかたるにおちる)
問い詰められるうちはこらえられるのに、自分の調子で語りだしたとたん、肝心なところがこぼれる。 気を張っていない場面でこそ、口はゆるむ。 「落ちる」は本当のことを吐く意。 単に「語るに落ちる」ともいう。
肉が落ちる(にくがおちる)
一目でわかるほど、痩せること。
早く咲かば早く散る(はやくさかばはやくちる)
早熟な者や若くして成功した者は、人生の下り坂にさしかかるのも早いというたとえ。
頬っぺたが落ちる(ほっぺたがおちる)
一口ふくんだとたん、顔の力が抜けてしまうほど旨い。 度を越したうまさを、大げさな身振りに託した言い方。
目から鱗が落ちる(めからうろこがおちる)
何かのきっかけで急に物事の実態がはっきりわかるようになるたとえ。 信徒を追い立てていた男が道中で光に打たれて目を閉ざされ、三日ののちに人から手を置かれると、目から鱗のようなものが落ちて再び見えるようになったという話による。
理に落ちる(りにおちる)
話などが理屈っぽくなること。
理に勝って非に落ちる(りにかってひにおちる)
理屈では相手に勝っても、実質上は負けたと同様の不利な立場に陥ること。「理に勝って非に負ける」ともいう。
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