「仇」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 10 件
「仇」で終わる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
悪人は善人の仇(あくにんはぜんにんのかたき)
善人は本来だれも敵としないが、悪人だけは敵として許さないこと。 「仇」は「あだ」とも読む。
今の情けは後の仇(いまのなさけはのちのあだ)
一時の安易な同情による手助けは、かえって相手のためにならず、あとになって害になることがあるということ。
恩を仇(おんをあだ)
恩を受けた相手に、感謝するどころか害を与えるようなことをすること。 単に「恩を仇」ともいう。
昨日の友は今日の仇(きのうのともはきょうのあだ)
人の心は変わりやすく当てにならないということのたとえ。 昨日まで親しくしていた友が今日は敵になってしまうことから。
今日の情けは明日の仇(きょうのなさけはあすのあだ)
差し向けられた情けが、そのまま先々の敵意に転じる場合がある。 情け一つで結ばれた仲は、事情が動けばあっけなくほどけてしまうという見方。
芸は身の仇(げいはみのあだ)
習い覚えた芸事に夢中になり、身を滅ぼすことがあるというたとえ。
宝は身の仇(たからはみのあだ)
なまじ財産があると、そのために自分の身を滅ぼすことがあるということ。
情けが仇(なさけがあだ)
親切や同情からしたことが、かえって相手のためにならない結果となること。
妬みはその身の仇(ねたみはそのみのあだ)
人を妬んで悪く言ったり、害を与えようとしたりすると、その報いがめぐりめぐって自分自身に災いをもたらすということ。 「妬み」は「嫉み」とも書く。
美女は醜婦の仇(びじょはしゅうふのあだ)
器量の良い女は、そうでない女から仇のように恨まれるということ。人より恵まれている者が、そのことだけで憎まれる場面にも広げて使う。 「醜婦」は器量の悪い女。世に美人がいるから自分の肩身が狭いのだと思い込み、恨みの矛先を美人へ向ける。 『説苑』尊賢篇にある句で、もとは徳のある人物が乱れた世では遠ざけられることを言うために引かれた。 「美女は悪女の敵」ともいう。この「悪女」も不美人の意。
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