鳴くまで待とう時鳥とは
鳴くまで待とう時鳥
なくまでまとうほととぎす
言葉 | 鳴くまで待とう時鳥 |
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読み方 | なくまでまとうほととぎす |
意味 | 好機が来るまで、あせらずに辛抱強く待つということ。徳川家康が「鳴かぬなら」という言葉に続けて詠んだとされ、家康の辛抱強い性格を表した句。織田信長は「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」、豊臣秀吉は「鳴かぬなら鳴かしてみせよう時鳥」と詠んだとされている。 |
使用語彙 | 鳴く |
使用漢字 | 鳴 / 待 / 時 / 鳥 |
「鳴」を含むことわざ
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 今鳴いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 鶯鳴かせたこともある(うぐいすなかせたこともある)
- 打たねば鳴らぬ(うたねばならぬ)
- 腕が鳴る(うでがなる)
- 腕を鳴らす(うでをならす)
- 嬉しい悲鳴(うれしいひめい)
- 枝を鳴らさず(えだをならさず)
- 蚊の鳴くような声(かのなくようなこえ)
- 烏の鳴かない日はあっても(からすのなかないひはあっても)
「待」を含むことわざ
- 鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 運は寝て待て(うんはねてまて)
- 運を待つは死を待つに等し(うんをまつはしをまつにひとし)
- 縁と浮き世は末を待て(えんとうきよはすえをまて)
- 株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)
- 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
- 株を守りて兎を待つ(くいぜかぶをまもりてうさぎをまつ)
- 光陰人を待たず(こういんひとをまたず)
- 歳月、人を待たず(さいげつ、ひとをまたず)
「時」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 会った時は笠を脱げ(あったときはかさをぬげ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
- ある時払いの催促なし(あるときばらいのさいそくなし)
- いざという時(いざというとき)
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 何時にない(いつにない)