佚を以って労を待つとは
佚を以って労を待つ
いつをもってろうをまつ
言葉 | 佚を以って労を待つ |
---|---|
読み方 | いつをもってろうをまつ |
意味 | 味方はゆっくりと休養し、相手の疲れるのを待って戦うということ。味方はじっくりと休養を取って力を蓄え、遠くから攻めてくる敵の疲れるのを待って迎え討つということ。「佚」は気ままにのんびりするという意。 |
出典 | 『孫子』 |
使用漢字 | 佚 / 以 / 労 / 待 |
「佚」を含むことわざ
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
「以」を含むことわざ
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 管を以て大空を測る(くだをもっておおぞらをはかる)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- コンマ以下(こんまいか)
「労」を含むことわざ
- あっても苦労、なくても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 汗馬の労(かんばのろう)
- 犬馬の労(けんばのろう)
- 薪水の労(しんすいのろう)
- 祖父は辛労、子は楽、孫は乞食(じじはしんろう、こはらく、まごはこじき)
- 百日の労、一日の楽(ひゃくにちのろう、いちにちのらく)
- 労多くして功少なし(ろうおおくしてこうすくなし)
- 若い時の苦労は買うてもせよ(わかいときのくろうはこうてもせよ)