薫は香を以て自ら焼くとは
薫は香を以て自ら焼く
くんはこうをもってみずからやく
 
| 言葉 | 薫は香を以て自ら焼く | 
|---|---|
| 読み方 | くんはこうをもってみずからやく | 
| 意味 | 優れた才能を持つ人が、その才能によって身を滅ぼすことのたとえ。 「薫」は、香草のこと。 香草は香りがよいために焼かれるとの意から。 | 
| 出典 | 『漢書』龔勝 | 
| 場面用途 | 才能・能力 | 
| 使用漢字 | 薫 / 香 / 以 / 自 / 焼 | 
「薫」を含むことわざ
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
「香」を含むことわざ
- 色香に迷う(いろかにまよう)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- 香炉峰の雪は簾をかかげて見る(こうろほうのゆきはすだれをかかげてみる)
- 沈香も焚かず、屁もひらず(じんこうもたかず、へもひらず)
- 沈丁花は枯れても香し(じんちょうげはかれてもかんばし)
- 遠きは花の香(とおきははなのか)
「以」を含むことわざ
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 管を以て大空を測る(くだをもっておおぞらをはかる)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- コンマ以下(こんまいか)
「自」を含むことわざ
- 相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ(あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ)
- 医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし)
- 医者よ自らを癒せ(いしゃよみずからをいやせ)
- 自惚れと瘡気のない者はない(うぬぼれとかさけのないものはない)
- 勝った自慢は負けての後悔(かったじまんはまけてのこうかい)
- 神は自ら助くる者を助く(かみはみずからたすくるものをたすく)
- 口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 剛戻自ら用う(ごうれいみずからもちう)
 
         
    