美女は醜婦の仇
ことわざ「美女は醜婦の仇」の意味・読み方・異形などを解説します。
美女は醜婦の仇
びじょはしゅうふのあだ
| 言葉 | 美女は醜婦の仇 |
|---|---|
| 読み方 | びじょはしゅうふのあだ |
| 意味 | 器量の良い女は、そうでない女から仇のように恨まれるということ。人より恵まれている者が、そのことだけで憎まれる場面にも広げて使う。
「醜婦」は器量の悪い女。世に美人がいるから自分の肩身が狭いのだと思い込み、恨みの矛先を美人へ向ける。 『説苑』尊賢篇にある句で、もとは徳のある人物が乱れた世では遠ざけられることを言うために引かれた。 「美女は悪女の敵」ともいう。この「悪女」も不美人の意。 |
| 出典 | 『説苑』尊賢 |
| 異形 | 美女は悪女の敵(びじょはあくじょのかたき) |
| 場面 | 美人・美女 / 恨み / 嫉妬 / 女 |
| 使用語彙 | 仇 / 悪女 |
| 使用漢字 | 美 / 女 / 醜 / 婦 / 仇 / 悪 / 敵 |
「美」を含むことわざ
- 溢美の言(いつびのげん)
- 美しい花には棘がある(うつくしいはなにはとげがある)
- 高山の巓には美木なし(こうざんのいただきにはびぼくなし)
- 酒は天の美禄(さけはてんのびろく)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 善美を尽くす(ぜんびをつくす)
- 大樹の下に美草なし(たいじゅのもとにびそうなし)
- 美人局(つつもたせ)
- 美女舌を破る(びじょしたをやぶる)
- 美人というも皮一重(びじんというもかわひとえ)
「女」を含むことわざ
- 商人の空誓文と女の怖いは皆嘘(あきんどのそらせいもんとおんなのこわいはみなうそ)
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)
- 悪女は鏡を疎む(あくじょはかがみをうとむ)
- 朝雨は女の腕まくり(あさあめはおんなのうでまくり)
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 厭じゃ厭じゃは女の癖(いやじゃいやじゃはおんなのくせ)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
「醜」を含むことわざ
- 醜態を演じる(しゅうたいをえんじる)
- 美女は醜婦の仇(びじょはしゅうふのあだ)
- 醜い家鴨の子(みにくいあひるのこ)
- 老醜を晒す(ろうしゅうをさらす)
「婦」を含むことわざ
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- 西風と夫婦喧嘩は夕限り(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)
- 似た者夫婦(にたものふうふ)
- 蚤の夫婦(のみのふうふ)
- 夫婦喧嘩は犬も食わない(ふうふげんかはいぬもくわない)
- 夫婦喧嘩は寝て直る(ふうふげんかはねてなおる)
- 夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き(ふうふげんかはびんぼうのたねまき)
- 夫婦喧嘩もないから起こる(ふうふげんかもないからおこる)
「仇」を含むことわざ
- 悪人は善人の仇(あくにんはぜんにんのかたき)
- 浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 仇野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇花に実は成らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 仇を恩で報ずる(あだをおんでほうずる)
- 今の情けは後の仇(いまのなさけはのちのあだ)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもあだはない)
- 恩を仇で返す(おんをあだでかえす)
「悪」を含むことわざ
- 相性が悪い(あいしょうがわるい)
- 愛は憎悪の始め(あいはぞうおのはじめ)
- 悪縁契り深し(あくえんちぎりふかし)
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 悪事身に返る(あくじみにかえる)
- 悪獣もなおその類を思う(あくじゅうもなおそのるいをおもう)
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)
- 悪女は鏡を疎む(あくじょはかがみをうとむ)
