美しい花には棘があるについて
美しい花には棘がある
うつくしいはなにはとげがある

言葉 | 美しい花には棘がある |
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読み方 | うつくしいはなにはとげがある |
意味 | 美しいものには人を傷つける一面があるということ。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「美」を含むことわざ
溢美の言(いつびのげん)
ほめ過ぎのことば。 「溢美」は、ほめすぎること。
高山の巓には美木なし(こうざんのいただきにはびぼくなし)
地位の高い人は人からねたまれたり、批判されたりすることが多く、その名声を保つのが難しいというたとえ。高山の頂上に生えている木は、激しい風雨のために美しい姿を保つことができないという意から。
酒は天の美禄(さけはてんのびろく)
酒は天が与えてくれた有難い贈り物である、と酒をたたえる言葉。「天の美禄」「美禄」ともいう。
児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
子孫に財産を残せば、それに頼って努力をしないのであえて財産を残さないということ。西郷隆盛の詩の一節。
善美を尽くす(ぜんびをつくす)
これ以上ないというほど美しく立派にこしらえること。「善美」は、物事が立派で美しいこと。
美人局(つつもたせ)
夫婦や愛人などが共謀して、女が他の男と関係し、それを種にその男から金品などをゆすり取ること。もと博打の「筒持たせ」からきたものといわれ「美人局」の字は、中国の書にあるのを当てたもの。
「花」を含むことわざ
朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
物事の盛りが短く、はかないことのたとえ。朝咲いた朝顔の花が昼を待たずにしぼんでしまうことから。
薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
誰でも年ごろになると、それなりの魅力が出てくるということ。あまり好まれない薊の花も、美しい時期があるという意から。
徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
どんなに見かけがよくても、実質が伴わなくてはよい成果を上げることはできないということ。「徒花」は、咲いても実を結ばずに散る花。どんなに美しい花を咲かせようとも、実のならない徒花では仕方がないという意から。
雨は花の父母(あめははなのふぼ)
花にとって雨は、養い育ててくれる父母のようなものだということ。
石に花咲く(いしにはなさく)
現実には起こるはずのないことのたとえ。
一輪咲いても花は花(いちりんさいてもはなははな)
たとえ小さく目立たない存在でも、その存在自身には何ら変わりはないということ。