「尻」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 38 件
「尻」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
尻尾を出す(しっぽをだす)
隠し事がばれること。
尻尾を摑む(しっぽをつかむ)
相手の隠していることや悪事や不正の証拠を押さえること。 化けている狐や狸の尻尾をつかんで正体を暴くとの意から。 「尻尾を摑まえる」ともいう。
尻尾を振る(しっぽをふる)
相手に気に入られるために、世辞を言うなどして機嫌を取ること。 犬が餌をくれる人に対して尻尾を振ることから。 「尻尾を振る」ともいう。
尻尾を巻く(しっぽをまく)
勝ち目がないとみて、戦わずに負けを認めること。降参すること。喧嘩に負けた犬が後ろ脚の間に尻尾を巻き込んで逃げるということから。
尻馬に乗る(しりうまにのる)
よく確かめもしないまま、人の言い出したことにそのまま付いていく。 自分で考えたわけではなく、場の勢いに引かれて一緒に騒ぎ立てる。
尻馬に乗れば落ちる(しりうまにのればおちる)
人の言い分にそのまま乗って動いた者は、しくじりまで一緒に背負わされる。 勢いを借りた分だけ、転んだときに支えるものが無い。
尻から抜ける(しりからぬける)
見たり聞いたりしたことをすぐに忘れること。
尻が青い(しりがあおい)
経験が乏しく、一人前ではないこと。未熟であること。 幼児の尻に青い痣があることから。
尻が暖まる(しりがあたたまる)
長い期間同じ場所にいて慣れること。 または、同じ所に長く勤めて落ち着くこと。
尻が重い(しりがおもい)
面倒に思って行動に移せないこと。または、動作が鈍いこと。 「腰が重い」ともいう。
尻が軽い(しりがかるい)
慎重さが足りない行動をする様子。軽率な様子。または、女性が浮気なこと。
尻が来る(しりがくる)
自分がしたのでもない事の後片づけが、こちらへ回ってくる。 文句や責めを引き受ける役に、いつの間にか押し出されている場合にいう。
尻がこそばゆい(しりがこそばゆい)
分に過ぎた持ち上げ方をされて、その席にじっと座っていられない心持ち。 不釣り合いな場へ引き出されたときの、そわそわした感じもさす。
尻が据わらない(しりがすわらない)
同じ場所に腰を落ち着けて、一つの事を続けていられない。 あちこちへ移りたがり、どこにも長くとどまらない。 打ち消さずに「尻が据わる」といえば逆に、一所に身を置いたまま事に向かう意になるが、使うのはもっぱら打ち消しの形。
尻が長い(しりがながい)
他人の家を訪れて話し込んでなかなか帰らないこと。 「長尻」や「長っ尻」ともいう。
尻が割れる(しりがわれる)
伏せてあった不都合が、外から見て取れるところまで出てしまう。 繕いきれずに中身がのぞいた折にいう。
尻切れ蜻蛉(しりきれとんぼ)
話や仕事が半ばで断ち切られ、締めくくりのないまま放り出された状態。 何ひとつ仕上げきれない人を当てこすっていう場合もある。
尻毛を抜く(しりげをぬく)
油断している時に、不意に物事を行って驚かせること。
尻に敷く(しりにしく)
相手より上に立ち、こちらの意向どおりに動かす。とくに妻が夫に対していう。
尻に火が付く(しりにひがつく)
期限が目前に迫り、腰を落ち着けていられない切迫したようす。
尻に帆を掛ける(しりにほをかける)
見つかったが最後、あとも見ずに走り去る。 取るものも取りあえず姿を消す。
尻に目薬(しりにめぐすり)
はなはだしい見当違いのたとえ。努力しても無駄なことのたとえ。 膝に目薬をさしても効果がないことから。 「尻に目薬」「目薬を尻へさす」「疝気さ目薬」ともいう。
尻拭いをする(しりぬぐいをする)
他人の失敗や不始末などの後始末をすること。 「尻を拭う」ともいう。
尻の穴が小さい(しりのあながちいさい)
心が狭いこと。度量が狭いこと。 「尻」は「けつ」とも読む。
尻の毛まで抜かれる(しりのけまでぬかれる)
利用されて全て騙し取られること。
尻の持って行き場がない(しりのもっていきばがない)
不平や不満、苦情などを訴える所がないこと。
尻目に掛ける(しりめにかける)
他人を見下す態度を取ること。 「尻目」は目だけを動かして少し見ること。 「尻目」は「後目」とも書く。
尻餅をつく(しりもちをつく)
後向きに倒れて地面に尻を打つこと。
尻も結ばぬ糸(しりもむすばぬいと)
物事の終わりがしっかりしていないこと。 玉留めがされていない縫い糸という意味から。
尻を上げる(しりをあげる)
座っている所から立ち上がること。 または、訪ねている所から帰ろうとすること。
