「猛」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 6 件
「猛」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
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故事・ことわざ・慣用句一覧
悪業の猛火(あくごうのみょうか)
悪い行いが招く報いのすさまじさを、ごうごうと燃える炎になぞらえた言葉。その激しさは、それまでに積んできたよい行いの実りまで焼きはらってしまうほどだとされる。「悪業(あくごう)」は仏教の言葉で、のちに苦しみを招くもとになる悪い行いのこと。「猛火」はふつう「もうか」と読むが、この言葉では仏教の言葉に多い古い読み方で「みょうか」と読む。
威あって猛からず(いあってたけからず)
威厳があり、しかも温厚で荒々しくないようす。孔子の人柄を弟子が評したことばで、君子の理想的な人柄をいうことば。
苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし)
悪政が人民に与える害は、虎よりも恐ろしいということ。 「苛政」は、人民を苦しめる過酷な政治のこと。 中国の泰山の麓で、家族を虎に食われ泣いていた婦人に孔子が「何故この国を出て行かないのか」と尋ねると「苛政がないからだ」と答えたという故事から。
寛猛相済う(かんもうあいすくう)
国を治めるときは、寛大なやり方と厳しいやり方のどちらか一方にかたよらず、二つを組み合わせて、互いの欠けたところを補い合わせるのが、よい政治のあり方だということ。 政治がゆるすぎると、人々は気がゆるんで決まりを甘く見るようになる。かといって厳しすぎると、人々は痛めつけられて苦しむ。そこで、ゆるみが出てきたら引き締め、締めつけで人々が弱ってきたら手綱を緩める。こうして両方を交互に使えば、政治はほどよく治まるとする。 「済う」は、足りないところを助けて補う意味。出どころは『春秋左氏伝』昭公二十年で、鄭の国の子大叔はゆるやかな政治を行って盗賊を増やしてしまい、のちに兵を出して取り締まり直した。この件について孔子が述べた「寛以済猛、猛以済寛」が、この句のもとになった。
群羊を駆って猛虎を攻む(ぐんようをかってもうこをせむ)
頭数ばかりをそろえて、力量の隔たった相手へ攻めかかること。多くは、そうした企ての無駄をいう。羊の群れをけしかけて猛虎に当たらせる図から。
盗人猛猛しい(ぬすっとたけだけしい)
悪事をはたらきながら、平然としていたり、居直ったりすること。 「盗人」は「ぬすびと」とも読む。
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