籠の鳥

ことわざ「籠の鳥」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉籠の鳥
読み方かごのとり
意味外へ出かけたり好きなことをしたりできず、決まった場所や立場に縛られたままの人のたとえ。そういう窮屈な身の上そのものにも使う。
かごに入れて飼われる鳥は、どれほど羽ばたいても大空へは出ていけない。その姿を、気ままに動き回れない人の暮らしに重ねた言葉。
昔は、借金や「何年は勤める」という約束にしばられ、遊郭(遊女が集められていた町)から思うように出られなかった遊女を、この言葉で呼ぶことがあった。
「籠中の鳥(ろうちゅうのとり)」ともいい、この形は中国の古典『鶡冠子』に「籠中之鳥」として見える。かごの中の鳥が、むなしく外をのぞくばかりで出られないさまを述べたもの。なお、日本では「籠中」を「こちゅう」と読む例もある。
似た言葉に、かごの鳥が空を行く雲を見上げるさまから、とらわれた身で外の世界にあこがれることをいう籠鳥雲を恋うがある。
例文有名になってからというもの、どこへ行っても記者につきまとわれるその俳優は、自宅から一歩も出られない籠の鳥のような毎日を送っている。
異形 籠中の鳥(ろうちゅうのとり)
場面鳥 / 自由
使用漢字籠 / 鳥 / 中

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