一文高の世の中
ことわざ「一文高の世の中」の意味・読み方を解説します。
一文高の世の中
いちもんだかのよのなか
| 言葉 | 一文高の世の中 |
|---|---|
| 読み方 | いちもんだかのよのなか |
| 意味 | お金や財産をほんの少しでも多く持つ人ほど大事にされ、いばっていられる世の中のこと。
お金さえあれば、まわりの人に対して強い立場に立てる世の中の様子もいう。 「一文」は昔のお金でいちばん小さい単位。その一文ぶんのわずかな差でも、多く持つほうが上に見られる世の中だというのが、この言葉の心。 お金の力の強さをいう言葉に金が物言うや地獄の沙汰も金次第がある。 |
| 例文 | 一文高の世の中だからといって、少しばかりお金があるだけで店員にいばり散らすような大人にはなりたくない。 |
| 場面 | 金持ち・裕福 / 金の力 |
| 使用漢字 | 一 / 文 / 高 / 世 / 中 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
「文」を含むことわざ
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 過ちを文る(あやまちをかざる)
- 文目も分かず(あやめもわかず)
- 急ぎの文は静かに書け(いそぎのふみはしずかにかけ)
- 一文惜しみ(いちもんおしみ)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一文銭で生爪剝がす(いちもんせんでなまづめはがす)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 一文にもならない(いちもんにもならない)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
「高」を含むことわざ
- 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)
- 家の高いより床の高いがよい(いえのたかいよりゆかのたかいがよい)
- 急がば高火(いそがばたかび)
- 王侯に事えずその事を高尚にす(おうこうにつかえずそのことをこうしょうにす)
- お高くとまる(おたかくとまる)
- 隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)
- 勘定高い(かんじょうだかい)
- 気位が高い(きぐらいがたかい)
- 食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
- 桂馬の高上がり(けいまのたかあがり)
「世」を含むことわざ
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 言えば世の常(いえばよのつね)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一日敵を縦せば数世の患い(いちじつてきをゆるせばすうせいのうれい)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- 稲は実るにつけて俯き、侍は出世につけて仰向く(いねはみのるにつけてうつむき、さむらいはしゅっせにつけてあおむく)
- いらぬお世話の蒲焼(いらぬおせわのかばやき)
- 有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
