一日敵を縦せば数世の患い

ことわざ「一日敵を縦せば数世の患い」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉一日敵を縦せば数世の患い
読み方いちじつてきをゆるせばすうせいのうれい
意味討てるときに敵を見のがすと、それがたった一日の手加減であっても、相手は力をたくわえて立ち直り、何代も先の子孫にまで災いの種を残すことになる。
「縦す」は、放っておく、見のがすという意味。「数世」は何代もの世代のこと。「一日敵を縦さば数世の患い」ともいう。
昔、中国の晋の国が、引き揚げていく秦の軍勢を討つかどうかを話し合ったとき、秦から受けた恩を理由に反対する者に対して、将軍の先軫がこの言葉を引いて攻撃を主張し、晋は秦の軍を打ち破った。よく似た意味をもつ言葉として虎を養いて自ら患を遺すもある。
例文弱っていたライバル会社を甘く見て放っておいたら、今では業界一の大企業に成長している。一日敵を縦せば数世の患いの言葉どおりになった。
出典『春秋左氏伝』僖公三十三年
異形 一日敵を縦さば数世の患い(いちじつてきをゆるさばすうせいのうれい)
場面戒めの言葉 / 敵
使用漢字一 / 日 / 敵 / 縦 / 数 / 世 / 患

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