虎を養いて自ら患を遺す
「虎を養いて自ら患を遺す」の意味・読み方・異形などを解説します。類句に「養虎の患い」などがあります。
虎を養いて自ら患を遺す
とらをやしないてみずからうれいをのこす
| 言葉 | 虎を養いて自ら患を遺す |
|---|---|
| 読み方 | とらをやしないてみずからうれいをのこす |
| 意味 | 今のうちに断つべきものを、かえって手元で肥え太らせ、のちに自分がその力に食い破られること。幼い虎を飼い続ければ、いずれその爪と牙が飼い主に向かうことから。 |
| 出典 | 『史記』項羽本紀 |
| 異形 | 虎を養いて患いを遺す(とらをやしないてうれいをのこす) |
| 場面 | 戒めの言葉 / 虎 |
| 類句 | 養虎の患い(ようこのうれい) |
| 千里の野に虎を放つ(せんりののにとらをはなつ) | |
| 使用語彙 | 虎 / 自ら |
| 使用漢字 | 虎 / 養 / 自 / 患 / 遺 |
「虎」を含むことわざ
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし)
- 騎虎の勢い(きこのいきおい)
- 口の虎は身を破る(くちのとらはみをやぶる)
- 口は虎、舌は剣(くちはとら、したはつるぎ)
- 雲は竜に従い風は虎に従う(くもはりゅうにしたがいかぜはとらにしたがう)
- 群羊を駆って猛虎を攻む(ぐんようをかってもうこをせむ)
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 虎口(ここう)
- 虎口を脱する(ここうをだっする)
「養」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 医者の不養生(いしゃのふようじょう)
- 英気を養う(えいきをやしなう)
- 薬より養生(くすりよりようじょう)
- 供養より施行(くようよりせぎょう)
- 犬馬の養い(けんばのやしない)
- 浩然の気を養う(こうぜんのきをやしなう)
- 小糠三合あったら養子に行くな(こぬかさんごうあったらようしにいくな)
- 子養わんと欲すれども親待たず(こやしなわんとほっすれどもおやまたず)
- 三釜の養(さんぷのよう)
「自」を含むことわざ
- 相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ(あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ)
- 医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし)
- 医者よ自らを癒せ(いしゃよみずからをいやせ)
- 自惚れと瘡気のない者はない(うぬぼれとかさけのないものはない)
- 勝った自慢は負けての後悔(かったじまんはまけてのこうかい)
- 口自慢の仕事下手(くちじまんのしごとべた)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 剛戻自ら用う(ごうれいみずからもちう)
- 自然に帰れ(しぜんにかえれ)
「患」を含むことわざ
- 人生、字を識るは憂患の始め(じんせい、じをしるはゆうかんのはじめ)
- 虎を養いて自ら患を遺す(とらをやしないてみずからうれいをのこす)
- 無患子は三年磨いても黒い(むくろじはさんねんみがいてもくろい)
- 憂患に生き安楽に死す(ゆうかんにいきあんらくにしす)
- 夢は五臓の患い(ゆめはごぞうのわずらい)
- 養虎の患い(ようこのうれい)
