楚人弓を遺れて楚人之を得
ことわざ「楚人弓を遺れて楚人之を得」の意味・読み方を解説します。
楚人弓を遺れて楚人之を得
そひとゆみをわすれてそひとこれをう
| 言葉 | 楚人弓を遺れて楚人之を得 |
|---|---|
| 読み方 | そひとゆみをわすれてそひとこれをう |
| 意味 | なくした物が同じ仲間の手に渡るのなら、惜しむには当たらない。目先の得失にとらわれない度量の大きさをいう。楚の共王が狩りの途中で弓を置き忘れたとき、家来が探そうとするのを、楚の者が落として楚の者が拾うのだから捜すには及ばぬと制したという故事から。 |
| 出典 | 『説苑』 |
| 使用語彙 | 人 / 弓 |
| 使用漢字 | 楚 / 人 / 弓 / 遺 / 之 / 得 |
「楚」を含むことわざ
- 肝胆も楚越なり(かんたんもそえつなり)
- 楚人弓を遺れて楚人之を得(そひとゆみをわすれてそひとこれをう)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 悪人あればこそ善人も顕れる(あくにんあればこそぜんにんもあらわれる)
「弓」を含むことわざ
- 傷弓の鳥(しょうきゅうのとり)
- 弦なき弓に羽抜け鳥(つるなきゆみにはぬけどり)
- 張りつめた弓はいつか弛む(はりつめたゆみはいつかゆるむ)
- 弓折れ、矢尽きる(ゆみおれ、やつきる)
- 弓と弦(ゆみとつる)
- 弓は袋に太刀は鞘(ゆみはふくろにたちはさや)
- 弓を引く(ゆみをひく)
「遺」を含むことわざ
- 遺憾なく(いかんなく)
- 恋の遺恨と食べ物の遺恨は恐ろしい(こいのいこんとたべもののいこんはおそろしい)
- 千緒万端、遺漏あることなし(せんしょばんたん、いろうあることなし)
- 虎を養いて自ら患を遺す(とらをやしないてみずからうれいをのこす)
- 道に遺ちたるを拾わず(みちにおちたるをひろわず)
- 野に遺賢なし(やにいけんなし)
「之」を含むことわざ
- 遅かりし由良之助(おそかりしゆらのすけ)
- 合点承知之助(がってんしょうちのすけ)
- 之繞を掛ける(しんにゅうをかける)
- 民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず(たみはこれによらしむべし、これをしらしむべからず)
- 断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
- 尤めて之に効う(とがめてこれにならう)
- 人必ず自ら侮りて然る後に人之を侮る(ひとかならずみずからあなどりてしかるのちにひとこれをあなどる)
- 誠は天の道なり、之を誠にするは人の道なり(まことはてんのみちなり、これをまことにするはひとのみちなり)
- 学びて時に之を習う亦説ばしからずや(まなびてときにこれをならうまたよろこばしからずや)
