「数」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 27 件
「数」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
商いは数でこなせ(あきないはかずでこなせ)
商売のこつは薄利多売だということ。
員数を揃える(いんずうをそろえる)
質はともかく、決められた数を揃える。
旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
旨い物を食べる時は小人数の方がたくさん食べられるということ。また、儲け話も小人数でやる方が、分け前が多くなってよいということ。
数でこなす(かずでこなす)
一つ一つの利益は小さいが、大量に売り捌くことによって採算がとれるようにすること。
数を言うまい羽織りの紐(かずをいうまいはおりのひも)
言葉数が多ければそれだけ災いを招くから、思いついたことをむやみに口へ出すなという教え。 「数を言うまい羽織の紐よ、かたく結んで胸に置く」という俗謡の文句によるもので、紐を固く締めるように口も締めておけという言い方。
数を頼む(かずをたのむ)
人数が多いことをたよりにすること。 「かず」は「すう」とも読む。
数を尽くす(かずをつくす)
あるものすべて。残らずすべて。 「数をつくして」の形で使われることが多い。
数える程(かぞえるほど)
ある数量が、指を折ってかぞえられるほど僅かであるということ。
餓鬼も人数(がきもにんずう)
取るに足りない者でも、そこにいるだけで足しにはなる。 ひとりでは頼りない相手も、頭数がそろえば押し返せない力になる。
杞梓連抱にして数尺の朽有るも良工は棄てず(きしれんぽうにしてすうせきのくちあるもりょうこうはすてず)
杞や梓のような良材に、たとえ数尺の腐りが含まれていても、腕のよい職人は捨てずに用いる。 人材においても、短所があろうとも、その人の長所を見抜き、それを活かして用いることが、人を生かす道であるというたとえ。 「朽」は「きゅう」とも読む。
金谷の酒数(きんこくのしゅすう)
酒宴で句を詠み損ねた者に負わせる飲み干しの咎め。転じて、遊びの場で負けた側に杯を重ねさせる取り決めをいう。晋の石崇が洛陽の郊外に構えた庭園で客をもてなし、句のできなかった者に酒を三斗まで課したという言い伝えによる。
口数が多い(くちかずがおおい)
よく喋るさま。 「口数が多い」ともいう。
米を数えて炊ぐ(こめをかぞえてかしぐ)
こまごまとしたことにばかり気を取られること。また、一粒の損も惜しんでけちけちすること。 飯を炊くのに米の粒を勘定してから釜へ入れる、というさまを言ったもの。
死んだ子の年を数える(しんだこのとしをかぞえる)
もう手の届かないことをいつまでも蒸し返して、詮ない繰り言を並べるたとえ。 亡くした子がいま幾つかと指を折る、その甲斐のない振る舞いになぞらえた言い方。
数奇(すうき)
幸福ではないこと。不運。不遇。
数寄を凝らす(すきをこらす)
茶室や調度のひとつひとつに手を入れて、雅びた味わいを持たせること。 「数寄」は風雅を好む心。もとの語は「好き」で、字は後から当てられたもの。
点数を稼ぐ(てんすうをかせぐ)
相手に気に入られるようなことをして、立場などをよくしようとすること。
亡き数に入る(なきかずにいる)
死んだ人の仲間になること。死亡すること。
鼻毛を数える(はなげをかぞえる)
女性が自身に惚れている男性の弱みに付け込んで弄ぶこと。 「鼻毛を読む」ともいう。
場数を踏む(ばかずをふむ)
経験を積んで慣れること。
引く手数多(ひくてあまた)
あちらこちらから声が掛かり、ぜひ迎えたいと望まれること。働き口や縁組みを探す場面で、方々から争って求められるさまをいう。
人の宝を数える(ひとのたからをかぞえる)
自分には何の得にもならないことのたとえ。 「他人の宝を数える」「隣の宝を数える」「隣の家の宝を数える」ともいう。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる(へたなてっぽうもかずうちゃあたる)
数多く試みれば、まぐれ当たりで成功することもあるというたとえ。 鉄砲を撃つのが下手な者でも、数多く撃てば命中することもあることから。
星を数うる如し(ほしをかぞうるごとし)
限りのないこと、できるはずのないことのたとえ。
物数言えば屑が出る(ものかずいえばくずがでる)
口を動かすほど、余分な一言が混ざるということ。 そこから自分の粗が知れてしまう。
物の数ではない(もののかずではない)
わざわざ勘定に入れるまでもないこと。「物の数」は、数え上げるだけの重みがあるものを指す。
指折り数える(ゆびおりかぞえる)
指を一本ずつ折り曲げて数えること。 特に、心待ちにしていることを、あと何日と一日ずつ数えること。
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