最大多数の最大幸福
ことわざ「最大多数の最大幸福」の意味・読み方を解説します。
最大多数の最大幸福
さいだいたすうのさいだいこうふく
| 言葉 | 最大多数の最大幸福 |
|---|---|
| 読み方 | さいだいたすうのさいだいこうふく |
| 意味 | 社会の中で、なるべくたくさんの人が、なるべく大きな幸せを手にできる状態をめざすことこそが正しい、とする考え方。この考え方では、法律や政治の進め方のよしあしを、それで幸せになる人の数と、その幸せの大きさを物差しにして判断する。
十八世紀から十九世紀にかけてイギリスで活躍した、法学者で哲学者でもあったベンサムが、自分の唱えた「功利主義」の柱に据えたことで、この言葉が世に広まった。もとはベンサムより前の思想家の書物にも見える言い回しで、ベンサムはそこから学んだとみられる。英語の「the greatest happiness of the greatest number」を日本語に置きかえた言葉。 「功利主義」とは、ある行いや決まりのよしあしを、人々の役に立ち、幸せを増やすかどうかで決めようとする立場のこと。 |
| 例文 | 町の再開発計画は最大多数の最大幸福をかかげているが、立ち退きを求められる少数の住民の声にも耳を傾けるべきだ。 |
| 場面 | 政治 / 道徳 |
| 使用漢字 | 最 / 大 / 多 / 数 / 幸 / 福 |
「最」を含むことわざ
- 鼬の最後っ屁(いたちのさいごっぺ)
- 希望は悲しい時の最上の音楽(きぼうはかなしいときのさいじょうのおんがく)
- 空腹は最上のソース(くうふくはさいじょうのそーす)
- 攻撃は最大の防御(こうげきはさいだいのぼうぎょ)
- 最後に笑う者が最もよく笑う(さいごにわらうものがもっともよくわらう)
- 最後の切り札(さいごのきりふだ)
- 最後は人の嗜み(さいごはひとのたしなみ)
- 最後を飾る(さいごをかざる)
- 最期を遂げる(さいごをとげる)
- 最初で最後(さいしょでさいご)
「大」を含むことわざ
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る(いってきぜつじょうにつうじて、たいかいのえんみをしる)
- 犬になるなら大家の犬になれ(いぬになるならおおやのいぬになれ)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
「多」を含むことわざ
- 愛多ければ憎しみ至る(あいおおければにくしみいたる)
- 悪人には友多し(あくにんにはともおおし)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 多かれ少なかれ(おおかれすくなかれ)
- 多し少なし子三人(おおしすくなしこさんにん)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
- 紈袴は餓死せず、儒冠は多く身を誤る(がんこはがしせず、じゅかんはおおくみをあやまる)
- 気が多い(きがおおい)
「数」を含むことわざ
- 商いは数でこなせ(あきないはかずでこなせ)
- 一日敵を縦せば数世の患い(いちじつてきをゆるせばすうせいのうれい)
- 員数を揃える(いんずうをそろえる)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 数でこなす(かずでこなす)
- 数ならず(かずならず)
- 数の内(かずのうち)
- 数の外(かずのほか)
- 数を言うまい羽織りの紐(かずをいうまいはおりのひも)
- 数をこなす(かずをこなす)
「幸」を含むことわざ
- 与えるは受けるより幸いなり(あたえるはうけるよりさいわいなり)
- 当たるを幸い(あたるをさいわい)
- 幸か不幸か(こうかふこうか)
- これ幸いと(これさいわいと)
- 幸先がいい(さいさきがいい)
- 願うに幸い(ねがうにさいわい)
- 人の過ち我が幸せ(ひとのあやまちわがしあわせ)
- 不幸中の幸い(ふこうちゅうのさいわい)
- 勿怪の幸い(もっけのさいわい)
