牛に経文
ことわざ「牛に経文」(うしにきょうもん)の意味・読み方を解説します。
牛に経文
うしにきょうもん
| 言葉 | 牛に経文 |
|---|---|
| 読み方 | うしにきょうもん |
| 意味 | どれほど言葉を尽くして教えさとしても、相手の心にまるで届かず、こちらの骨折りが丸ごと水の泡と消えるたとえ。
「経文」はお経の文句。牛のそばでありがたいお経を唱えてやっても、牛にはその尊さが分からず、ただ聞き流されて終わってしまう。 江戸時代中ごろの浄瑠璃(三味線に合わせて語る物語)に、早くも用いられている。 同じ趣旨の言葉に馬の耳に念仏や牛に対して琴を弾ずがある。 |
| 例文 | 何度注意しても宿題を後回しにする弟には、母の小言も牛に経文で、今日もゲームに夢中だ。 |
| 場面 | 牛 / 忠告 / 手ごたえがない |
| 使用漢字 | 牛 / 経 / 文 |
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛売って牛にならず(うしうってうしにならず)
- 牛追い牛に追われる(うしおいうしにおわれる)
- 牛つかむばかりの暗がり(うしつかむばかりのくらがり)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
「経」を含むことわざ
- 衣、新を経ずんば何に由りて故ならん(い、しんをへずんばなにによりてこならん)
- 経も読まずに布施を取る(きょうもよまずにふせをとる)
- 経験は愚か者の師(けいけんはおろかもののし)
- 経験は知恵の父記憶の母(けいけんはちえのちちきおくのはは)
- 経験は馬鹿をも賢くする(けいけんはばかをもかしこくする)
- 甲羅を経る(こうらをへる)
- 心ほどの世を経る(こころほどのよをへる)
- 三年経てば三つになる(さんねんたてばみっつになる)
- 釈迦に経(しゃかにきょう)
- 神経が高ぶる(しんけいがたかぶる)
