溝瀆に縊る

ことわざ「溝瀆に縊る」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉溝瀆に縊る
読み方こうとくにくびる
意味少しも値打ちのない、むだな死に方をいう。
「溝瀆(こうとく)」は、みぞやどぶのこと。「縊る(くびる)」は、首をくくって死ぬこと。字の上では、自分で首をくくり、どぶの中で息絶えるさまを描いた句。
出どころは『論語』の憲問篇。春秋時代、斉の管仲は、主君の公子糾が殺されたときに後を追って死なず、かえって公子糾を殺した桓公に仕えた。それを問われた孔子は、「管仲は桓公を助けて各国の君主たちをまとめ、天下の乱れを正した。人々はいまもその恩を受けている。匹夫匹婦(ふつうの男や女)が小さな義理立てのために、だれにも知られないまま、どぶの中でみずから命を絶つのとはわけが違う」という意味のことを答えた。
例文ちっぽけな意地を張って命を落とすのは、溝瀆に縊るに等しい愚かなことだ。
出典『論語』憲問
異形 溝瀆に経る(こうとくにくびる)
場面死亡
使用語彙縊る
使用漢字溝 / 瀆 / 縊 / 経
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