孝経で親の頭を打つ
ことわざ「孝経で親の頭を打つ」の意味・読み方・異形などを解説します。
孝経で親の頭を打つ
こうきょうでおやのあたまをうつ
| 言葉 | 孝経で親の頭を打つ |
|---|---|
| 読み方 | こうきょうでおやのあたまをうつ |
| 意味 | 口で言っていることと、自分のふだんの行いとが食い違っており、筋が通らないさま。
『孝経』は、親を敬い大切にするよう説いた中国の古い書物。その教えの本を手にしながら、それで親の頭をたたくという、あべこべなふるまいから。 教えを口にしながら、それが行いに少しも表れていない点で、論語読みの論語知らずとも通じる。 |
| 例文 | 「物を大切に扱いなさい」と生徒に話していた先生自身が、教室の備品を乱暴に扱うなんて、孝経で親の頭を打つの見本のような話だ。 |
| 異形 | 孝経で親の面を打つ(こうきょうでおやのおもてをうつ) |
| 場面 | 言行が伴わない |
| 使用漢字 | 孝 / 経 / 親 / 頭 / 打 / 面 |
「孝」を含むことわざ
- 家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
- 親に先立つは不孝(おやにさきだつはふこう)
- 孝行のしたい時分に親はなし(こうこうのしたいじぶんにおやはなし)
- 孝行も子による(こうこうもこによる)
- 孝は百行の本(こうはひゃっこうのもと)
- 死なぬ子三人、皆孝行(しなぬこさんにん、みなこうこう)
- 忠臣を孝子の門に求む(ちゅうしんをこうしのもんにもとむ)
- 忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず(ちゅうならんとほっすればこうならず、こうならんとほっすればちゅうならず)
- 鳩に三枝の礼あり、烏に反哺の孝あり(はとにさんしのれいあり、からすにはんぽのこうあり)
「経」を含むことわざ
- 衣、新を経ずんば何に由りて故ならん(い、しんをへずんばなにによりてこならん)
- 牛に経文(うしにきょうもん)
- 学問なき経験は経験なき学問に勝る(がくもんなきけいけんはけいけんなきがくもんにまさる)
- 経も読まずに布施を取る(きょうもよまずにふせをとる)
- 経験は愚か者の師(けいけんはおろかもののし)
- 経験は知恵の父記憶の母(けいけんはちえのちちきおくのはは)
- 経験は馬鹿をも賢くする(けいけんはばかをもかしこくする)
- 甲羅を経る(こうらをへる)
- 心ほどの世を経る(こころほどのよをへる)
- 三年経てば三つになる(さんねんたてばみっつになる)
「親」を含むことわざ
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 命の親(いのちのおや)
- 牛の小便と親の意見は長くても効かぬ(うしのしょうべんとおやのいけんはながくてもきかぬ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 生みの親(うみのおや)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 老いたらんは親とせよ(おいたらんはおやとせよ)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
「頭」を含むことわざ
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
- 頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
- 頭から(あたまから)
- 頭から火が付く(あたまからひがつく)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭が痛い(あたまがいたい)
「打」を含むことわざ
- 匕首に鍔を打ったよう(あいくちにつばをうったよう)
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 青海苔の答礼に太太神楽を打つ(あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ)
- 朝寝好きの夜田打ち(あさねずきのよたうち)
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- あどを打つ(あどをうつ)
- 一席打つ(いっせきぶつ)
- 打たねば鳴らぬ(うたねばならぬ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打って一丸となる(うっていちがんとなる)
