牛の小便と親の意見は長くても効かぬ
ことわざ「牛の小便と親の意見は長くても効かぬ」の意味・読み方を解説します。
牛の小便と親の意見は長くても効かぬ
うしのしょうべんとおやのいけんはながくてもきかぬ
| 言葉 | 牛の小便と親の意見は長くても効かぬ |
|---|---|
| 読み方 | うしのしょうべんとおやのいけんはながくてもきかぬ |
| 意味 | 親の小言や説教は、くどくどと長く続けたところで、子の心にはちっとも響かない、ということ。
牛がする小便は、長々と出続けるわりに、畑の肥やしとしてはたいして役に立たないとされた。それと並べて、長いだけのお説教も同じく効き目に乏しいとした句である。 前半の「牛の小便」は、単独でも、だらだらと切りなく長引く物事を言い表すのに用いられる(牛の小便)。 |
| 例文 | 父の小言は一時間も続いたが、牛の小便と親の意見は長くても効かぬで、弟は次の日もまた夜ふかしをしていた。 |
| 場面 | 親子 / 牛 / 忠告 |
| 使用漢字 | 牛 / 小 / 便 / 親 / 意 / 見 / 長 / 効 |
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛売って牛にならず(うしうってうしにならず)
- 牛追い牛に追われる(うしおいうしにおわれる)
- 牛つかむばかりの暗がり(うしつかむばかりのくらがり)
- 牛に経文(うしにきょうもん)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に乗って牛を尋ねる(うしにのってうしをたずねる)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛の小便(うしのしょうべん)
「便」を含むことわざ
- 牛の小便(うしのしょうべん)
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 風の便り(かぜのたより)
- 雁の便り(かりのたより)
- 寒さ小便、ひだるさ欠伸(さむさしょうべん、ひだるさあくび)
- 便りのないのはよい便り(たよりのないのはよいたより)
- 蚤の小便、蚊の涙(のみのしょうべん、かのなみだ)
「親」を含むことわざ
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 命の親(いのちのおや)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
- 親方思いの主倒し(おやかたおもいのしゅたおし)
- 親方日の丸(おやかたひのまる)
- 親が親なら子も子(おやがおやならこもこ)
「意」を含むことわざ
- いい意味で(いいいみで)
- 意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
- 遺憾の意を表する(いかんのいをひょうする)
- 意気が揚がる(いきがあがる)
- 意気天を衝く(いきてんをつく)
- 意気投合する(いきとうごうする)
- 意気に感じる(いきにかんじる)
- 意気に燃える(いきにもえる)
- 意気地がない(いくじがない)
- 意見と餅はつくほど練れる(いけんともちはつくほどねれる)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 足を重ねて立ち、目を仄てて見る(あしをかさねてたち、めをそばだててみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 甘く見る(あまくみる)
- 怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破る(あやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる)
- いい目を見る(いいめをみる)
「長」を含むことわざ
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 息が長い(いきがながい)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 砂長じて巌となる(いさごちょうじていわおとなる)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 命長ければ蓬莱に会う(いのちながければほうらいにあう)
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 帯に短し、襷に長し(おびにみじかし、たすきにながし)
