蚤の小便、蚊の涙とは
蚤の小便、蚊の涙
のみのしょうべん、かのなみだ
言葉 | 蚤の小便、蚊の涙 |
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読み方 | のみのしょうべん、かのなみだ |
意味 | 極めてわずかなことのたとえ。 |
類句 | 蚊の涙(かのなみだ) |
雀の涙(すずめのなみだ) | |
爪の垢ほど(つめのあかほど) | |
使用語彙 | 涙 |
使用漢字 | 蚤 / 小 / 便 / 蚊 / 涙 |
「蚤」を含むことわざ
- 蚤の息も天に上がる(のみのいきもてんにあがる)
- 蚤の小便、蚊の涙(のみのしょうべん、かのなみだ)
- 蚤の夫婦(のみのふうふ)
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 大遣いより小遣い(おおづかいよりこづかい)
- 大摑みより小摑み(おおづかみよりこづかみ)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 大取りより小取り(おおどりよりこどり)
- 大荷に小づけ(おおににこづけ)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 重荷に小づけ(おもににこづけ)
- 肝が小さい(きもがちいさい)
- 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
- 小馬の朝勇み(こうまのあさいさみ)
- 小馬の朝駆け(こうまのあさがけ)
- 小男の腕立て(こおとこのうでたて)
- 小男の総身の知恵も知れたもの(こおとこのそうみのちえもしれたもの)
- 小気味がいい(こきみがいい)
- 小首を傾げる(こくびをかしげる)
- 小言八百愚痴千粒(こごとはっぴゃくぐちせんつぶ)
- 小姑一人は鬼千匹にむかう(こじゅうとひとりはおにせんびきにむかう)
- 小爪を拾う(こづめをひろう)
- 小鍋はじきに熱くなる(こなべはじきにあつくなる)
- 小糠三合あったら入り婿すな(こぬかさんごうあったらいりむこすな)
- 小糠三合あったら婿に行くな(こぬかさんごうあったらむこにいくな)
- 小糠三合あったら養子に行くな(こぬかさんごうあったらようしいにいくな)
「便」を含むことわざ
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 風の便り(かぜのたより)
- 雁の便り(かりのたより)
- 寒さ小便、ひだるさ欠伸(さむさしょうべん、ひだるさあくび)
- 便りのないのはよい便り(たよりのないのはよいたより)
- ひだるさ欠伸、寒さ小便(ひだるさあくび、さむさしょうべん)
「蚊」を含むことわざ
- 蚊の食う程にも思わぬ(かのくうほどにもおもわぬ)
- 蚊の鳴くような声(かのなくようなこえ)
- 蚊の涙(かのなみだ)
- 蚊帳の外(かやのそと)
- 蚤の小便、蚊の涙(のみのしょうべん、かのなみだ)
「涙」を含むことわざ
- 一掬の涙(いっきくのなみだ)
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- 蚊の涙(かのなみだ)
- 血涙を絞る(けつるいをしぼる)
- 紅涙を絞る(こうるいをしぼる)
- 雀の涙(すずめのなみだ)
- 声涙、倶に下る(せいるい、ともにくだる)
- 血の涙(ちのなみだ)
- 血も涙もない(ちもなみだもない)
- 泣きの涙(なきのなみだ)
- 泣きの涙で(なきのなみだで)
- 涙に暮れる(なみだにくれる)
- 涙に沈む(なみだにしずむ)
- 涙に咽ぶ(なみだにむせぶ)
- 涙を誘う(なみだをさそう)
- 涙を吞む(なみだをのむ)
- 涙を呑む(なみだをのむ)
- 涙を振るう(なみだをふるう)
- 涙を振るって(なみだをふるって)
- 涙を揮って馬謖を斬る(なみだをふるってばしゅくをきる)
- 二八の涙月(にっぱちのなみだづき)
- 万斛の涙(ばんこくのなみだ)
- 涙腺が緩む(るいせんがゆるむ)
- 鰐の空涙(わにのそらなみだ)