一文銭も小判の端
ことわざ「一文銭も小判の端」の意味・読み方を解説します。
一文銭も小判の端
いちもんせんもこばんのはし
| 言葉 | 一文銭も小判の端 |
|---|---|
| 読み方 | いちもんせんもこばんのはし |
| 意味 | ごくわずかな額だからと見くびらず、お金は大事に扱うべきだと戒める言葉。
「一文銭」は一枚が一文の、ごく額の小さい銭。「小判」は一枚で一両にあたる金貨。「端」はその一部分のこと。一文銭も数を重ねれば小判一枚分の額に届くのだから、一文銭ひとつも小判のかけらのうちに数えられる。言葉の成り立ちはそこにある。 似た教えの言葉に一銭を笑う者は一銭に泣くや塵も積もれば山となるがある。 |
| 例文 | 買い物のおつりの一円玉を財布に入れずにポケットへ放りこんでいたら、祖母に一文銭も小判の端だよと注意された。 |
| 場面 | お金 / 戒めの言葉 / 節約 |
| 使用漢字 | 一 / 文 / 銭 / 小 / 判 / 端 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
「文」を含むことわざ
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 過ちを文る(あやまちをかざる)
- 文目も分かず(あやめもわかず)
- 急ぎの文は静かに書け(いそぎのふみはしずかにかけ)
- 一文惜しみ(いちもんおしみ)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一文銭で生爪剝がす(いちもんせんでなまづめはがす)
- 一文高の世の中(いちもんだかのよのなか)
- 一文にもならない(いちもんにもならない)
- 後ろ千両前一文(うしろせんりょうまえいちもん)
「銭」を含むことわざ
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 案じてたもるより銭たもれ(あんじてたもるよりぜにたもれ)
- 一文銭で生爪剝がす(いちもんせんでなまづめはがす)
- 一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 勘定合って銭足らず(かんじょうあってぜにたらず)
- 雁は八百、矢は三銭(がんははっぴゃく、やはさんせん)
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
「判」を含むことわざ
- 石に判(いしにはん)
- 小判で面張る(こばんでつらはる)
- 太鼓判を押す(たいこばんをおす)
- 猫に小判(ねこにこばん)
- 猫に木天蓼お女郎に小判(ねこにまたたびおじょろうにこばん)
- 判で押したよう(はんでおしたよう)
