井戸の端の童
ことわざ「井戸の端の童」の意味・読み方・異形などを解説します。
井戸の端の童
いどのはたのわらべ
| 言葉 | 井戸の端の童 |
|---|---|
| 読み方 | いどのはたのわらべ |
| 意味 | 災いがすぐそばに迫っている、あぶなっかしい状態のたとえ。表面は穏やかでも、いつ悪いほうへ転ぶか見当もつかない場面で使う。
井戸のすぐ近くで遊んでいる幼い子は、いつ中へ落ちてしまうか分からず、とても危ないことから言う。「童」は子どものことで、「わらんべ」と読む辞書もある。 「井筒のそばの童」ともいう。「井筒」は井戸の口のまわりを囲む枠。似た言葉に子供川端、火の用心がある。 |
| 例文 | 免許を取ったばかりの兄が凍った山道を飛ばすのは、井戸の端の童のようで、助手席の私は生きた心地がしなかった。 |
| 異形 | 井筒のそばの童(いづつのそばのわらべ) |
| 場面 | 子ども / 危険 |
| 使用漢字 | 井 / 戸 / 端 / 童 / 筒 |
「井」を含むことわざ
- 井渫えて食われず(いさらえてくわれず)
- 井戸から火の出たよう(いどからひのでたよう)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)
- 甘井先ず竭く(かんせいまずつく)
- 市井の徒(しせいのと)
- 井蛙の見(せいあのけん)
- 井蛙は以て海を語るべからず(せいあはもってうみをかたるべからず)
- 釣瓶縄井桁を断つ(つるべなわいげたをたつ)
- 天井から目薬(てんじょうからめぐすり)
「戸」を含むことわざ
- 井戸から火の出たよう(いどからひのでたよう)
- 江戸中の白壁は皆旦那(えどじゅうのしらかべはみなだんな)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
「端」を含むことわざ
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 異端(いたん)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 犬の川端歩き(いぬのかわばたあるき)
- 口の端に掛ける(くちのはにかける)
- 口の端に上る(くちのはにのぼる)
- 君子は三端を避く(くんしはさんたんをさく)
- 木っ端を拾うて材木を流す(こっぱをひろうてざいもくをながす)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
- 榻の端書き(しじのはしがき)
「童」を含むことわざ
- 陸に上がった河童(おかにあがったかっぱ)
- 陸へあがった河童(おかへあがったかっぱ)
- 河童に水練(かっぱにすいれん)
- 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
- 河童の寒稽古(かっぱのかんげいこ)
- 三歳の翁、百歳の童子(さんさいのおきな、ひゃくさいのどうじ)
- 十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人(とおでしんどう、じゅうごでさいし、はたちすぎればただのひと)
- 屁の河童(へのかっぱ)
「筒」を含むことわざ
- 井筒のそばの童(いづつのそばのわらべ)
