江戸紫に京鹿の子
ことわざ「江戸紫に京鹿の子」の意味・読み方・異形などを解説します。
江戸紫に京鹿の子
えどむらさきにきょうがのこ
| 言葉 | 江戸紫に京鹿の子 |
|---|---|
| 読み方 | えどむらさきにきょうがのこ |
| 意味 | 染め物の名品を、江戸と京都から一つずつ選んで並べた言い方で、江戸時代に言われた。紫色に染めた品なら江戸のものが、鹿の子絞りなら京都のものが最上だとする。
「江戸紫」は、江戸で染めた紫で、ふつうは青みを帯びた明るい色をいう。歌舞伎の「助六」で、主人公が頭に巻く鉢巻の色がこれだとされる。「鹿の子絞り」は、布を小さくつまんで糸でかたく縛ってから染め、ほどくと白い粒のような模様が浮かび出る染め方。模様が、子鹿の背中に散らばる白い点と見まがうので、この名がある。 江戸と京都の自慢を一つずつ取り合わせた句として、「東男に京女」もある。 |
| 例文 | 母は「江戸紫に京鹿の子だから」と言って、紫の帯は東京の老舗で、絞りの着物は京都の呉服屋で買いそろえた。 |
| 異形 | 江戸紫に京鹿子(えどむらさきにきょうがのこ) |
| 場面 | 優れている / 美しい物 |
| 使用漢字 | 江 / 戸 / 紫 / 京 / 鹿 / 子 |
「江」を含むことわざ
- 一簣を以て江河を障う(いっきをもってこうがをささう)
- 魚は江湖に相忘る(うおはこうこにあいわする)
- 江戸中の白壁は皆旦那(えどじゅうのしらかべはみなだんな)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 江戸は諸国の入り込み(えどはしょこくのいりごみ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
「戸」を含むことわざ
- 井戸から火の出たよう(いどからひのでたよう)
- 井戸の端の童(いどのはたのわらべ)
- 江戸中の白壁は皆旦那(えどじゅうのしらかべはみなだんな)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 江戸は諸国の入り込み(えどはしょこくのいりごみ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
「紫」を含むことわざ
- 江戸紫に京鹿の子(えどむらさきにきょうがのこ)
- 京へ筑紫に坂東さ(きょうへつくしにばんどうさ)
- 紫の朱を奪う(むらさきのあけをうばう)
「京」を含むことわざ
- 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな)
- 田舎に京あり(いなかにきょうあり)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
- 京に田舎あり(きょうにいなかあり)
- 京の着倒れ(きょうのきだおれ)
- 京の着倒れ、大坂の食い倒れ(きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ)
- 京の夢、大阪の夢(きょうのゆめ、おおさかのゆめ)
- 京へ筑紫に坂東さ(きょうへつくしにばんどうさ)
- 口あれば京に上る(くちあればきょうにのぼる)
「鹿」を含むことわざ
- 秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
- 鹿島立ち(かしまだち)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 金があれば馬鹿も旦那(かねがあればばかもだんな)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 経験は馬鹿をも賢くする(けいけんはばかをもかしこくする)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
