魚は江湖に相忘る
ことわざ「魚は江湖に相忘る」の意味・読み方を解説します。
魚は江湖に相忘る
うおはこうこにあいわする
| 言葉 | 魚は江湖に相忘る |
|---|---|
| 読み方 | うおはこうこにあいわする |
| 意味 | わずらわしいことに心を乱されず、自然な成り行きに身をゆだねて、のびのびと暮らすさまのたとえ。
「江湖」とは大きい川や湖のこと、「相忘る」はおたがいのことを忘れるという意味。広い川や湖にすむ魚が、仲間のことさえ気にとめずに、ゆったりと泳ぎ回るようすから。 古代中国の思想書『荘子』の大宗師の編に、水がかれると魚は陸の上で寄り集まり、吐く息や口の泡で体をしめらせ合って助け合うが、それよりも広い川や湖でおたがいを忘れて泳いでいるほうがよい、とある。同じ編の「魚は川や湖の中でおたがいを忘れ、人は道の教えの中でおたがいを忘れる」という言葉に基づく。 |
| 例文 | 会社勤めをやめて山里に移り住んだ叔父は、魚は江湖に相忘るの言葉どおり、時計も見ずに畑と川を行き来して暮らしている。 |
| 出典 | 『荘子』大宗師 |
| 場面 | 魚 / 自由 |
| 使用漢字 | 魚 / 江 / 湖 / 相 / 忘 |
「魚」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 網にかかった魚(あみにかかったうお)
- 網にかかるは雑魚ばかり(あみにかかるはざこばかり)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の目に水見えず(うおのめにみずみえず)
「江」を含むことわざ
- 一簣を以て江河を障う(いっきをもってこうがをささう)
- 江戸中の白壁は皆旦那(えどじゅうのしらかべはみなだんな)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
「湖」を含むことわざ
- 魚は江湖に相忘る(うおはこうこにあいわする)
- 江湖(こうこ)
「相」を含むことわざ
- 相性が悪い(あいしょうがわるい)
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 相惚れ自惚れ片惚れ岡惚れ(あいぼれうぬぼれかたぼれおかぼれ)
- 相も変わらず(あいもかわらず)
