麹町の井戸
ことわざ「麹町の井戸」(こうじまちのいど)の意味・読み方を解説します。
麹町の井戸
こうじまちのいど
| 言葉 | 麹町の井戸 |
|---|---|
| 読み方 | こうじまちのいど |
| 意味 | どこまでも深くて、底がどのあたりにあるのかさえ分からない、たいへんな深さのたとえ。人の欲がとめどなく深いことにも当てはめて使われた。また、こちらから働きかけても、相手からなかなか反応が返ってこない場合に用いることもあった。
「麹町」は江戸の地名で、いまの東京都千代田区の一部にあたる。そこは高台にあったので、どの井戸もひどく深く掘ってあった。それにちなむ言葉。天明のころ(十八世紀の終わりごろ)の江戸ではやった言い方。 底の深さがはかれない点が、底が知れないと似ている。 |
| 例文 | あの人の欲は麹町の井戸も同然で、いくらもうけても満足するということがない。 |
| 場面 | 手ごたえがない / 欲深い |
| 使用語彙 | 井戸 |
| 使用漢字 | 麹 / 町 / 井 / 戸 |
「麹」を含むことわざ
- 麹町の井戸(こうじまちのいど)
「町」を含むことわざ
- 一町に三所(いっちょうにみところ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 麹町の井戸(こうじまちのいど)
- 小便一町糞一里(しょうべんいっちょうくそいちり)
- 町内で知らぬは亭主ばかりなり(ちょうないでしらぬはていしゅばかりなり)
- 町人の刀好み(ちょうにんのかたなごのみ)
「井」を含むことわざ
- 井渫えて食われず(いさらえてくわれず)
- 井戸から火の出たよう(いどからひのでたよう)
- 井戸の端の童(いどのはたのわらべ)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)
- 甘井先ず竭く(かんせいまずつく)
- 市井の徒(しせいのと)
- 井蛙の見(せいあのけん)
- 井蛙は以て海を語るべからず(せいあはもってうみをかたるべからず)
- 釣瓶縄井桁を断つ(つるべなわいげたをたつ)
「戸」を含むことわざ
- 井戸から火の出たよう(いどからひのでたよう)
- 井戸の端の童(いどのはたのわらべ)
- 江戸中の白壁は皆旦那(えどじゅうのしらかべはみなだんな)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 江戸は諸国の入り込み(えどはしょこくのいりごみ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
