一町に三所
ことわざ「一町に三所」の意味・読み方・異形などを解説します。
一町に三所
いっちょうにみところ
| 言葉 | 一町に三所 |
|---|---|
| 読み方 | いっちょうにみところ |
| 意味 | 一町(約百九メートル)ほどの道のりに三か所ぐらいしか見つからない意から、物がぽつりぽつりとあるだけで、数がごく少ない状態。
そこから、すみずみまで目を配らない、大まかなやり方の意味にも転じた。 「一町にて三所」「一町に二所」ともいう。また「一丁三所」の形でもいう。「一町」は昔の距離の単位。江戸時代の井原西鶴の『日本永代蔵』にも見える古い言い方。 |
| 例文 | 山あいの村は家が一町に三所というありさまで、夜になると明かりもほとんど見えない。 |
| 異形 | 一町にて三所(いっちょうにてみところ) |
| 一町に二所(いっちょうにふたところ) | |
| 場面 | 珍しい |
| 使用漢字 | 一 / 町 / 三 / 所 / 二 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
「町」を含むことわざ
- 一町に三所(いっちょうにみところ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 町内で知らぬは亭主ばかりなり(ちょうないでしらぬはていしゅばかりなり)
- 町人の刀好み(ちょうにんのかたなごのみ)
「三」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 行き成り三宝(いきなりさんぼう)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
「所」を含むことわざ
- 危ない所に登らねば熟柿は食えぬ(あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ)
- 余す所なく(あますところなく)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 痛い所をつく(いたいところをつく)
- 意のある所(いのあるところ)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 選ぶ所がない(えらぶところがない)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
