行き成り三宝
ことわざ「行き成り三宝」(いきなりさんぼう)の意味・読み方を解説します。
行き成り三宝
いきなりさんぼう
| 言葉 | 行き成り三宝 |
|---|---|
| 読み方 | いきなりさんぼう |
| 意味 | 自分から手を加えようとせず、物事を成り行きのままに放っておくこと。片づけをしないで、やったきりにしておく場合にもいう。
ここでの「三宝(さんぼう)」は、前の「行き成り」を強めるために付け足した言葉。 「行き成り」は「ゆきなり」とも読む。今の「いきなり(突然)」とはちがい、成り行きのままという意味を持つ。 近い言葉に行き当たりばったりがある。 |
| 例文 | 部屋の片づけを頼まれた弟は、ごみ袋を広げたところで友達と遊びに出かけてしまい、あとは行き成り三宝だった。 |
| 場面 | 準備 / 怠ける |
| 使用漢字 | 行 / 成 / 三 / 宝 |
「行」を含むことわざ
- 秋の夕焼け鎌を研げ、秋の朝照り隣へ行くな(あきのゆうやけかまをとげ、あきのあさでりとなりへいくな)
- 悪事千里を行く(あくじせんりをいく)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 行き当たりばったり(いきあたりばったり)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
「成」を含むことわざ
- 仇花に実は成らぬ(あだばなにみはならぬ)
- あるは厭なり思うは成らず(あるはいやなりおもうはならず)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 一家の言を成す(いっかのげんをなす)
- 一家を成す(いっかをなす)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 重きを成す(おもきをなす)
- 咳唾、珠を成す(がいだ、たまをなす)
- 学若し成らずんば死すとも帰らず(がくもしならずんばしすともかえらず)
- 胸中、成竹あり(きょうちゅう、せいちくあり)
「三」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
- 一運二腰三拍子(いちうんにこしさんびょうし)
