滄海の遺珠

ことわざ「滄海の遺珠」(そうかいのいしゅ)の意味・読み方を解説します。

言葉滄海の遺珠
読み方そうかいのいしゅ
意味優れた力がありながら、上に立つ人の目に留まらず、世に出る機会もないまま、知られずにいる人物のたとえ。
「滄海」は見渡すかぎりの青い海、「遺珠」は誰にも拾われずに残った真珠のこと。広い海のどこかで人知れず眠っている珠になぞらえた。
唐の時代、のちに宰相となる狄仁傑(てきじんけつ)は、地方の役所で働いていたころ、役人から無実の罪で訴えられた。呼び出して調べた高官はその才能に驚き、「あなたは滄海の遺珠と言ってよい」とたたえて、推薦して役職に就かせたと『新唐書』が伝える。四字に縮めた形は滄海遺珠である。
例文小さな町工場に滄海の遺珠とも呼ぶべき腕利きの職人がいると聞き、社長はみずから足を運んで頭を下げた。
出典『新唐書』狄仁傑伝
場面才能・能力 / 正しく評価されない
使用漢字滄 / 海 / 遺 / 珠

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