青海苔の答礼に太太神楽を打つ
ことわざ「青海苔の答礼に太太神楽を打つ」の意味・読み方・異形などを解説します。
青海苔の答礼に太太神楽を打つ
あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ
| 言葉 | 青海苔の答礼に太太神楽を打つ |
|---|---|
| 読み方 | あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ |
| 意味 | ほんの少しの品をもらったにすぎないのに、それとはけた違いに手厚い礼を返すたとえ。受けたものと返すお礼の重さが、まったくつり合っていない。
青海苔(あおのり)は伊勢(いせ・いまの三重県)の名物で、参拝のみやげになる手ごろな品だった。いっぽう太太(だいだい)神楽は、参拝する人が伊勢神宮で行ってもらう神楽の中でも、いちばん規模の大きいものをいう。安い青海苔一つのお礼に、太鼓を打ち鳴らす盛大な神楽で応える様子になぞらえている。 |
| 例文 | 道を教えただけなのに、旅行の帰りに高価な菓子の詰め合わせを届けられてしまい、青海苔の答礼に太太神楽を打つとはこのことかと恐縮した。 |
| 異形 | 青海苔貰うた礼に太太神楽を打つ(あおのりもろうたれいにだいだいかぐらをうつ) |
| 青海苔貰うた代わりに太々神楽を打つ(あおのりもろうたかわりにだいだいかぐらをうつ) | |
| 場面 | 度が過ぎる / 贈り物 |
| 使用漢字 | 青 / 海 / 苔 / 答 / 礼 / 太 / 神 / 楽 / 打 / 貰 / 代 / 々 |
「青」を含むことわざ
- 青い鳥(あおいとり)
- 青柿が熟柿弔う(あおがきがじゅくしとむらう)
- 青くなる(あおくなる)
- 青写真を描く(あおじゃしんをえがく)
- 青筋を立てる(あおすじをたてる)
- 青田買い(あおたがい)
- 青菜に塩(あおなにしお)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 青二才(あおにさい)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
「海」を含むことわざ
- 海驢の番(あしかのばん)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる)
- 海賊が山賊の罪をあげる(かいぞくがさんぞくのつみをあげる)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
「苔」を含むことわざ
- 青海苔の答礼に太太神楽を打つ(あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ)
- 苔が生える(こけがはえる)
- 転がる石には苔が生えぬ(ころがるいしにはこけがはえぬ)
「答」を含むことわざ
- 青海苔の答礼に太太神楽を打つ(あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ)
- 問い声よければ答え声よい(といごえよければいらえごえよい)
「礼」を含むことわざ
- 呆れが礼に来る(あきれがれいにくる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- 己に克ち、礼に復る(おのれにかち、れいにかえる)
- 神は非礼を受けず(かみはひれいをうけず)
- 三顧の礼(さんこのれい)
- 親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)
- 知って問うは礼なり(しってとうはれいなり)
- 辞譲の心は礼の端なり(じじょうのこころはれいのたんなり)
- 洗礼を受ける(せんれいをうける)
「太」を含むことわざ
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 一姫二太郎(いちひめにたろう)
- 鉦太鼓で捜す(かねたいこでさがす)
- 肝が太い(きもがふとい)
- 神経が太い(しんけいがふとい)
- 地団太を踏む(じだんだをふむ)
- 獣を逐う者は目に太山を見ず(じゅうをおうものはめにたいざんをみず)
- 次郎にも太郎にも足りぬ(じろうにもたろうにもたりぬ)
- 線が太い(せんがふとい)
- 太公望(たいこうぼう)
「神」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 鬼の女房に鬼神(おにのにょうぼうにきじん)
- 御神酒上がらぬ神はない(おみきあがらぬかみはない)
- 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
「楽」を含むことわざ
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 浮世の苦楽は壁一重(うきよのくらくはかべひとえ)
- 親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
- 歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
- 楽屋裏を覗く(がくやうらをのぞく)
- 楽屋から火を出す(がくやからひをだす)
- 楽屋で声を嗄らす(がくやでこえをからす)
- 聞いて極楽、見て地獄(きいてごくらく、みてじごく)
- 聞くは法楽(きくはほうらく)
- 橘中の楽しみ(きっちゅうのたのしみ)
「打」を含むことわざ
- 匕首に鍔を打ったよう(あいくちにつばをうったよう)
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 朝寝好きの夜田打ち(あさねずきのよたうち)
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- 一席打つ(いっせきぶつ)
- 打たねば鳴らぬ(うたねばならぬ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打って一丸となる(うっていちがんとなる)
- 打って出る(うってでる)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
「貰」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 地獄から火を貰いに来たよう(じごくからひをもらいにきたよう)
- 女房は灰小屋から貰え(にょうぼうははいごやからもらえ)
- 婿は座敷から貰え、嫁は庭から貰え(むこはざしきからもらえ、よめはにわからもらえ)
- 貰い物に苦情(もらいものにくじょう)
- 貰う物は夏も小袖(もらうものはなつもこそで)
「代」を含むことわざ
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 陰徳は末代の宝(いんとくはまつだいのたから)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 三代続けば末代続く(さんだいつづけばまつだいつづく)
- 財は一代の宝(ざいはいちだいのたから)
- 杓子は耳掻きの代わりにならず(しゃくしはみみかきのかわりにならず)
- 代物には花を飾れ(しろものにははなをかざれ)
- 時代掛かる(じだいがかる)
