口に地代は出ない
ことわざ「口に地代は出ない」の意味・読み方を解説します。
口に地代は出ない
くちにじだいはでない
| 言葉 | 口に地代は出ない |
|---|---|
| 読み方 | くちにじだいはでない |
| 意味 | 地代は、土地を借りている人が持ち主に払う借り賃のこと。土地を使えば代金を求められるが、口から言葉を出しても、だれもその料金を取りには来ない。元手のいらない口先なら、どれほど大きなことでも、わがままなことでも言えてしまう。そうした勝手な物言いを、地代に結びつけて表したたとえ。
地代のかわりに税や年貢を持ち出した「口に税はかからぬ」「口に年貢はかからない」も、同じ意味のことわざ。 |
| 例文 | あの人は酒が入ると、来年は店を三つに増やして海外にも出すと語り出す。口に地代は出ないというが、話すだけなら夢はどこまでも広がる。 |
| 場面 | 言葉遣い / 口 |
| 使用漢字 | 口 / 地 / 代 / 出 |
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 一口に出ずるが如し(いっこうにいずるがごとし)
- 馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
「地」を含むことわざ
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 足が地に着く(あしがちにつく)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 意気地がない(いくじがない)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 意地が汚い(いじがきたない)
- 意地でも(いじでも)
- 意地になる(いじになる)
「代」を含むことわざ
- 青海苔貰うた代わりに太々神楽を打つ(あおのりもろうたかわりにだいだいかぐらをうつ)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 猪も七代目には豕になる(いのししもしちだいめにはいのこになる)
- 陰徳は末代の宝(いんとくはまつだいのたから)
- 蛆虫も一代(うじむしもいちだい)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 三代続けば末代続く(さんだいつづけばまつだいつづく)
- 財は一代の宝(ざいはいちだいのたから)
