蛆虫も一代
ことわざ「蛆虫も一代」の意味・読み方・異形などを解説します。
蛆虫も一代
うじむしもいちだい
| 言葉 | 蛆虫も一代 |
|---|---|
| 読み方 | うじむしもいちだい |
| 意味 | 暮らしぶりが豊かでも貧しくても、また人からどう見られる生き方であっても、どの人も自身の一生をまるごと生きている点は同じだということ。
人にいやがられ、値打ちのない虫と見下されがちな蛆虫(ハエの幼虫)でさえ、生まれ出てから死ぬときまで、ひと続きの時を生きることから言う。 ここでいう「一代」は、人や生き物がこの世で過ごす間、つまり一生のこと。 |
| 例文 | 会社を起こして成功した幼なじみをうらやむ兄に向かって、祖父は「蛆虫も一代、おまえはおまえの一生を大事にすればいい」と話した。 |
| 異形 | なめくじも一代(なめくじもいちだい) |
| 場面 | 虫 / 人生 |
| 使用漢字 | 蛆 / 虫 / 一 / 代 |
「蛆」を含むことわざ
- 蛆虫も一代(うじむしもいちだい)
- 男鰥に蛆が湧き、女寡に花が咲く(おとこやもめにうじがわき、おんなやもめにはながさく)
「虫」を含むことわざ
- 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨(ありがたいならいもむしゃくじら)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 芋虫でもつつけば動く(いもむしでもつつけばうごく)
- 疳の虫が起こる(かんのむしがおこる)
- 獅子、身中の虫(しし、しんちゅうのむし)
- 獅子は小虫を食わんとてもまず勢いをなす(ししはしょうちゅうをくわんとてもまずいきおいをなす)
- 小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)
- 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
- 蓼の虫は蓼で死ぬ(たでのむしはたででしぬ)
- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
「代」を含むことわざ
- 青海苔貰うた代わりに太々神楽を打つ(あおのりもろうたかわりにだいだいかぐらをうつ)
- 姉女房は身代の薬(あねにょうぼうはしんだいのくすり)
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 猪も七代目には豕になる(いのししもしちだいめにはいのこになる)
- 陰徳は末代の宝(いんとくはまつだいのたから)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる)
- 三代続けば末代続く(さんだいつづけばまつだいつづく)
- 財は一代の宝(ざいはいちだいのたから)
- 杓子は耳掻きの代わりにならず(しゃくしはみみかきのかわりにならず)
