愚人は夏の虫
ことわざ「愚人は夏の虫」の意味・読み方を解説します。
愚人は夏の虫
ぐにんはなつのむし
| 言葉 | 愚人は夏の虫 |
|---|---|
| 読み方 | ぐにんはなつのむし |
| 意味 | 愚かな者は、自分の行いのせいで、みずから身を危ない立場へ追いやる、というたとえ。
「愚人」は、愚かな人のこと。「夏の虫」は、明かりにひかれて飛んできて、そのまま火の中に入って死んでしまう虫をいう。愚か者のふるまいを、その虫の姿に重ねて表している。 このことわざと意味のよく似たものに飛んで火に入る夏の虫がある。また、「夏の虫」の出てくることわざでは、自分の知らないものをあざ笑う浅はかさをいう夏の虫、氷を笑うもある。 |
| 例文 | もうけ話にすぐ飛びついた兄は、まさに愚人は夏の虫で、ためていたお金をそっくりだまし取られた。 |
| 場面 | 危険 / 虫 / 愚かさ |
| 使用漢字 | 愚 / 人 / 夏 / 虫 |
「愚」を含むことわざ
- 言うも愚か(いうもおろか)
- 愚か者に福あり(おろかものにふくあり)
- 下愚の性移るべからず(かぐのせいうつるべからず)
- 愚案に落つ(ぐあんにおつ)
- 愚公、山を移す(ぐこう、やまをうつす)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 愚者も千慮に一得有り(ぐしゃもせんりょにいっとくあり)
- 愚痴をこぼす(ぐちをこぼす)
- 愚にも付かぬ(ぐにもつかぬ)
- 愚の骨頂(ぐのこっちょう)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
「夏」を含むことわざ
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 天地、夏冬、雪と墨(てんち、なつふゆ、ゆきとすみ)
- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
- 夏歌う者は冬泣く(なつうたうものはふゆなく)
- 夏布子の寒帷子(なつぬのこのかんかたびら)
- 夏の風邪は犬も食わぬ(なつのかぜはいぬもくわぬ)
- 夏の小袖(なつのこそで)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 夏は日向を行け、冬は日陰を行け(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
