蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨
ことわざ「蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨」の意味・読み方を解説します。
蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨
ありがたいならいもむしゃくじら
| 言葉 | 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨 |
|---|---|
| 読み方 | ありがたいならいもむしゃくじら |
| 意味 | お礼の言葉の「有り難い」を、しゃれにしておどけて言う言い回し。
その音を「蟻(あり)が鯛(たい)」に置きかえて、蟻を鯛と呼ぶのなら、芋虫(いもむし)は鯨(くじら)と呼んでもよいはずだと、ふざけて付け足したもの。 あとに「蚯蚓(みみず)は鱧(はも)」「百足(むかで)ゃ汽車なら蠅(はい)が鳥」とつなげて言う場合もある。 音を借りた言葉遊びには、ほかに「恐れ入谷の鬼子母神」などがある。 |
| 例文 | 友だちが帰り道で傘に入れてくれたので、「蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨だね」とおどけてお礼を言った。 |
| 場面 | 感謝 / 言葉遊び |
| 使用漢字 | 蟻 / 鯛 / 芋 / 虫 / 鯨 |
「蟻」を含むことわざ
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 蟻集まって樹を揺るがす(ありあつまってきをゆるがす)
- 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の熊野参り(ありのくまのまいり)
- 蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 千里の堤も蟻の穴から(せんりのつつみもありのあなから)
- 竜の髭を蟻が狙う(りゅうのひげをありがねらう)
「鯛」を含むことわざ
- 魚は鯛(うおはたい)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 腐っても鯛(くさってもたい)
- 鯛なくば狗母魚(たいなくばえそ)
- 鯛の尾より鰯の頭(たいのおよりいわしのかしら)
- 鯛も一人は旨からず(たいもひとりはうまからず)
- 河豚にも中れば鯛にも中る(ふぐにもあたればたいにもあたる)
「芋」を含むことわざ
- 家柄より芋茎(いえがらよりいもがら)
- 芋頭でも頭は頭(いもがしらでもかしらはかしら)
- 芋幹で足を衝く(いもがらであしをつく)
- 芋蔓式(いもづるしき)
- 芋の煮えたも御存じない(いものにえたもごぞんじない)
- 芋を洗うよう(いもをあらうよう)
- 蕪は鶉となり、山芋は鰻となる(かぶらはうずらとなり、やまいもはうなぎとなる)
- 擂り粉木で芋を盛る(すりこぎでいもをもる)
- 名主の跡は芋畑(なぬしのあとはいもばたけ)
- 塗り箸で芋を盛る(ぬりばしでいもをもる)
「虫」を含むことわざ
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 疳の虫が起こる(かんのむしがおこる)
- 獅子、身中の虫(しし、しんちゅうのむし)
- 獅子は小虫を食わんとてもまず勢いをなす(ししはしょうちゅうをくわんとてもまずいきおいをなす)
- 小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)
- 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
- 蓼の虫は蓼で死ぬ(たでのむしはたででしぬ)
- 飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)
- 鳴く虫は捕らえられる(なくむしはとらえられる)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
「鯨」を含むことわざ
- 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨(ありがたいならいもむしゃくじら)
- 鰯網で鯨捕る(いわしあみでくじらとる)
