蟻集まって樹を揺るがす
ことわざ「蟻集まって樹を揺るがす」の意味・読み方を解説します。
蟻集まって樹を揺るがす
ありあつまってきをゆるがす
| 言葉 | 蟻集まって樹を揺るがす |
|---|---|
| 読み方 | ありあつまってきをゆるがす |
| 意味 | 一つ一つはささやかな力しかなくても、数がそろって一つにまとまれば、思いがけないほど大きな力を出せるということ。
このほか、身のほどを考えずに大それた望みをいだくさまを指して使う場合もある。 小さな蟻(あり)でも、群れになれば大きな木さえゆり動かせる、と見立てたもの。 似た言葉に「団結は力なり」がある。同じく蟻にたとえた言葉に「蟻の思いも天に届く」「蟻の塔を組む如し」がある。 |
| 例文 | 部員が八人しかいない合唱部だが、蟻集まって樹を揺るがすの心意気で声をそろえ、地区大会で金賞をとった。 |
| 場面 | 不相応・釣り合わない / 助け合う / 数が多い |
| 使用漢字 | 蟻 / 集 / 樹 / 揺 |
「蟻」を含むことわざ
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨(ありがたいならいもむしゃくじら)
- 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の熊野参り(ありのくまのまいり)
- 蟻の塔を組む如し(ありのとうをくむごとし)
- 蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 千里の堤も蟻の穴から(せんりのつつみもありのあなから)
「集」を含むことわざ
- 砂を集めて塔を積む(いさごをあつめてとうをつむ)
- 烏集の交わり(うしゅうのまじわり)
- 同じ羽の鳥は集まるものだ(おなじはねのとりはあつまるものだ)
- 集大成(しゅうたいせい)
- 衆知を集める(しゅうちをあつめる)
- 耳目を集める(じもくをあつめる)
- 額を集める(ひたいをあつめる)
- 富貴には他人集まり、貧賤には親戚も離る(ふうきにはたにんあつまり、ひんせんにはしんせきもはなれる)
- 夫婦は他人の集まり(ふうふはたにんのあつまり)
- 類を以て集まる(るいをもってあつまる)
「樹」を含むことわざ
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 樹静かならんと欲すれども風止まず(きしずかならんとほっすれどもかぜやまず)
- 大樹(たいじゅ)
- 大樹の下に美草なし(たいじゅのもとにびそうなし)
- 蚍蜉大樹を撼かす(ひふたいじゅをうごかす)
- 風樹の歎(ふうじゅのたん)
- 山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しと為す(やまたかきがゆえにたっとからず、きあるをもってたっとしとなす)
- 寄らば大樹の陰(よらばたいじゅのかげ)
「揺」を含むことわざ
- 蟻集まって樹を揺るがす(ありあつまってきをゆるがす)
- 揺り籠から墓場まで(ゆりかごからはかばまで)
- 揺籃の地(ようらんのち)
