鰯の頭をせんより鯛の尾に付け
ことわざ「鰯の頭をせんより鯛の尾に付け」の意味・読み方を解説します。
鰯の頭をせんより鯛の尾に付け
いわしのかしらをせんよりたいのおにつけ
| 言葉 | 鰯の頭をせんより鯛の尾に付け |
|---|---|
| 読み方 | いわしのかしらをせんよりたいのおにつけ |
| 意味 | 力の弱い小さな仲間の中で上に立つよりも、勢いのある大きな組織に加わって、その末のほうで人に従っていたほうが、身の安全が守られて気苦労も少ないということ。
「せんより」は「するよりは」という古い言い方。安い小魚である鰯の頭になるより、値の張る鯛の尾にくっついているのがまし、と魚に置きかえた言い方。 小さくてもかしらになれと勧める鯛の尾より鰯の頭や鶏口となるも牛後となるなかれとは、反対の考え方。似た言葉に寄らば大樹の陰がある。 |
| 例文 | 小さな会社の社長にならないかと誘われたが、鰯の頭をせんより鯛の尾に付けと考えて、今の大手の会社に残ることにした。 |
| 場面 | 地位 / 世渡り / 魚 |
| 使用漢字 | 鰯 / 頭 / 鯛 / 尾 / 付 |
「鰯」を含むことわざ
- 鰯網で鯨捕る(いわしあみでくじらとる)
- 鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
- 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから)
- 鰯の頭をせんより鯛の尾に付け(いわしのかしらをせんよりたいのおにつけ)
- 鯛の尾より鰯の頭(たいのおよりいわしのかしら)
- 干潟の鰯(ひがたのいわし)
「頭」を含むことわざ
- 頭打ちになる(あたまうちになる)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
- 頭隠して尻隠さず(あたまかくしてしりかくさず)
- 頭から(あたまから)
- 頭から火が付く(あたまからひがつく)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭が痛い(あたまがいたい)
「鯛」を含むことわざ
- 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨(ありがたいならいもむしゃくじら)
- 魚は鯛(うおはたい)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 腐っても鯛(くさってもたい)
- 鯛なくば狗母魚(たいなくばえそ)
- 鯛の尾より鰯の頭(たいのおよりいわしのかしら)
- 鯛も一人は旨からず(たいもひとりはうまからず)
- 河豚にも中れば鯛にも中る(ふぐにもあたればたいにもあたる)
「尾」を含むことわざ
- 頭が動けば尾も動く(あたまがうごけばおもうごく)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ尾張名古屋は城で持つ(いせはつでもつつはいせでもつおわりなごやはしろでもつ)
- 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
- 犬の尾を食うて回る(いぬのおをくうてまわる)
- 尾に鰭付ける(おにひれつける)
- 尾羽打ち枯らす(おはうちからす)
- 尾鰭が付く(おひれがつく)
- 尾鰭を付ける(おひれをつける)
- 尾を引く(おをひく)
