王は十善神は九善
ことわざ「王は十善神は九善」の意味・読み方を解説します。
王は十善神は九善
おうはじゅうぜんかみはくぜん
| 言葉 | 王は十善神は九善 |
|---|---|
| 読み方 | おうはじゅうぜんかみはくぜん |
| 意味 | 国を治める王の位は、神よりもさらに上にあるということ。
仏教の教えをもとに、前の世で十善を守り通した人はその報いで今の世に王として生まれ、九善を積んだ人は神として生まれると信じられた。そこから、王を神より上に置いて言う。天子を「十善の君」と呼ぶのも、同じ考えによる。 十善とは、命あるものを殺さない、盗まない、うそを言わない、むさぼらないなど、十の悪い行いをしないことを指す。天子を最も尊んでいう言葉に「一天万乗の君」がある。 |
| 例文 | 古典の授業で先生は、王は十善神は九善という言葉を挙げて、昔の人が天子の位をどれほど尊いものと見ていたかを話してくれた。 |
| 場面 | 地位 / 神 |
| 使用漢字 | 王 / 十 / 善 / 神 / 九 |
「王」を含むことわざ
- 越王、怒蛙に式す(えつおう、どあにしょくす)
- 王侯将相寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
- 王侯に事えずその事を高尚にす(おうこうにつかえずそのことをこうしょうにす)
- 王事盬きことなし(おうじもろきことなし)
- 王事を以て家事を辞す(おうじをもってかじをじす)
- 王手を掛ける(おうてをかける)
- 王は君臨すれども統治せず(おうはくんりんすれどもとうちせず)
- 陰では王様の事も言う(かげではおうさまのこともいう)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 天に二日無し、土に二王無し(てんににじつなし、どににおうなし)
「十」を含むことわざ
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一日暖めて十日冷やす(いちにちあたためてとおかひやす)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 一饋に十度立つ(いっきにとたびたつ)
- 一薫一蕕十年なお臭あり(いっくんいちゆうじゅうねんなおしゅうあり)
- 一狐裘三十年(いっこきゅうさんじゅうねん)
- 今参り二十日(いままいりはつか)
「善」を含むことわざ
- 愛してその悪を知り、憎みてその善を知る(あいしてそのあくをしり、にくみてそのぜんをしる)
- 悪に強きは善にも強し(あくにつよきはぜんにもつよし)
- 悪人あればこそ善人も顕れる(あくにんあればこそぜんにんもあらわれる)
- 悪人の友を捨てて善人の敵を招け(あくにんのともをすててぜんにんのかたきをまねけ)
- 悪人は善人の仇(あくにんはぜんにんのかたき)
- 悪の裏は善(あくのうらはぜん)
- 一人善く射れば百夫決拾す(いちにんよくいればひゃっぷけっしゅうす)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 正直は最善の策(しょうじきはさいぜんのさく)
「神」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 青海苔の答礼に太太神楽を打つ(あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 出雲の神より恵比寿の紙(いずものかみよりえびすのかみ)
- 祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)
- 梅は食うとも核食うな中に天神寝てござる(うめはくうともさねくうななかにてんじんねてござる)
- 臆病の神降ろし(おくびょうのかみおろし)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 鬼の女房に鬼神(おにのにょうぼうにきじん)
「九」を含むことわざ
- お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 三十九じゃもの花じゃもの(さんじゅうくじゃものはなじゃもの)
- 三拝九拝する(さんぱいきゅうはいする)
- 葬礼九つ酒七つ(そうれいここのつさけななつ)
- 鶴九皐に鳴き、声天に聞こゆ(つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ)
- 天才とは一パーセントの霊感と九十九パーセントの汗である(てんさいとはいちぱーせんとのれいかんときゅうじゅうきゅうぱーせんとのあせである)
