寒九の雨
ことわざ「寒九の雨」(かんくのあめ)の意味・読み方を解説します。
寒九の雨
かんくのあめ
| 言葉 | 寒九の雨 |
|---|---|
| 読み方 | かんくのあめ |
| 意味 | 寒の入りから数えて九日目、一月十三日ごろの雨。農家では、この日の雨をその年の実りがよくなる前ぶれと受け止め、喜んで迎えた。
「寒九」は、寒(小寒から立春の前日までの、一年でいちばん冷えこむおよそ三十日間)に入って九日目にあたる日。真冬のこの雨があると、田植えのころにも雨に恵まれるとされた。冬の季語としても用いられる。 雪の多い冬を豊作のしるしとみる雪は豊年の瑞と同じく、冬の空模様と作物の出来を結びつけた言葉。 |
| 例文 | 一月の半ばに冷たい雨が降った日、祖父は「寒九の雨だから、今年は米がよくとれるぞ」と言って空を見上げた。 |
| 場面 | 冬 / 前兆 / 農業 |
| 使用漢字 | 寒 / 九 / 雨 |
「寒」を含むことわざ
- 暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
- 言うまいと思えど今朝の寒さかな(いうまいとおもえどけさのさむさかな)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 一日之を暴めて十日之を寒す(いちにちこれをあたためてとおかこれをひやす)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- お寒い(おさむい)
- 河童の寒稽古(かっぱのかんげいこ)
- 寒暄を叙す(かんけんをじょす)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 唇亡びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
「九」を含むことわざ
- 王は十善神は九善(おうはじゅうぜんかみはくぜん)
- お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 三十九じゃもの花じゃもの(さんじゅうくじゃものはなじゃもの)
- 三拝九拝する(さんぱいきゅうはいする)
- 葬礼九つ酒七つ(そうれいここのつさけななつ)
- 鶴九皐に鳴き、声天に聞こゆ(つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ)
