「農業」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 21 件
「農業」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全21件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
秋荒れ半作(あきあれはんさく)
秋に天候が荒れると、作物の収穫は半減するということ。
秋日和半作(あきびよりはんさく)
秋の天候の善し悪しで、作物の収穫は半ば決まってしまうということ。
粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
粟一粒の収穫には、農民の汗一粒が流されているという農家の苦労をいう言葉。
句を作るより田を作れ(くをつくるよりたをつくれ)
現実の生活に役に立たない風流なことより、実益となることをせよというたとえ。腹の足しにもならない句を作るより、実益のある田を作れということから。
桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
桜は枝を折ると枯れてしまうことがある。一方、刃物を嫌う柿は枝を折るほうが新しい枝が茂って多くの実をつけるということ。
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(さくらきるばか、うめきらぬばか)
樹木の剪定(せんてい)方法をいったことば。桜は枝を切ると枯れることがあるのでそのままがいいし、梅は無駄な枝が伸びないように切ったほうがよいということ。
座禅組むより肥やし汲め(ざぜんくむよりこやしくめ)
座禅を組んで修行する暇があるなら、肥やしを汲んで農作業に精を出せということ。時間や労力を実業以外のことに使うことを戒める言葉。
詩を作るより田を作れ(しをつくるよりたをつくれ)
暮らしの足しにならない風雅ごとに時を割くより、その手を実入りのある働きへ回せ。 日々の糧を先に確かめよ、と勧める。
西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ(すいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ)
西瓜を作るときは肥料と土壌が大事で、南瓜を作るときは念入りに手入れすることが大事ということ。作物の上手な作り方をいった言葉。
田作る道は農に問え(たつくるみちはのうにとえ)
農業のことは農民に聞くのが一番いいように、何事もその専門家に聞くのが一番いい方法だということ。
田の事すれば畑が荒れる(たのことすればはたけがあれる)
一方に気をとられていると他方がおろそかになってしまうので、両方同時にはできないということ。 田んぼのことをすれば、畑まで手が回らずに荒れてしまうとの意から。
大豆は畑の肉(だいずははたけのにく)
大豆には、良質のたんぱく質や脂肪が含まれ、肉にも負けないような栄養があるということ。
二百二十日の荒れ仕舞(にひゃくはつかのあれじまい)
「二百二十日」は、立春から数えて二百二十日目の日(九月十一日頃)のこと。 この時期は台風が多く発生するため、農家の厄日とされており、この日を過ぎると台風が少なくなることから生まれた言葉。
農は人真似(のうはひとまね)
農業は人のやる事を真似していれば人並みの収穫はあるということ。
春小雨夏夕立に秋日照り(はるこさめなつゆうだちにあきひでり)
春はこまかな雨、夏は夕立、秋は照りが続く年は作物がよく実るということ。 実りに恵まれる年の空模様を、季節を追って並べたことば。
日照りに不作なし(ひでりにふさくなし)
雨の少ない年は、ところによって水不足の害は出ても、稲の実りは総じて悪くならないということ。 長雨や冷夏に見舞われるより、旱のほうが作柄は落ちないとされた。
百姓百層倍(ひゃくしょうひゃくそうばい)
百姓の仕事では、少量の種をまけば百倍もの収穫をもたらすということ。少ない元手で利益が多いことを「百」の語呂合わせでいった言葉。
実るほど頭の下がる稲穂かな(みのるほどあたまのさがるいなほかな)
人は学問や徳が深まると、かえって謙虚になることのたとえ。 稲穂は実が入ると重くなり頭を下げることから。 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」「実る稲田は頭垂る」ともいう。
麦と姑は踏むが良い(むぎとしゅうとめはふむがよい)
麦は根の張りをよくするために芽を足で踏むほうがよいが、姑に対しても下手にばかり出ないで、時には抵抗するのも必要であるということ。
夕焼けに鎌を研げ(ゆうやけにかまをとげ)
夕焼けになると翌日は晴れに違いないから、鎌を研いで明日の仕事の準備をしておけということ。
雪は豊年の瑞(ゆきはほうねんのしるし)
雪が多く降る年は、その年が豊作になる前触れだということ。「瑞」は前触れの意。
