一人善く射れば百夫決拾す

ことわざ「一人善く射れば百夫決拾す」の意味・読み方を解説します。

言葉一人善く射れば百夫決拾す
読み方いちにんよくいればひゃっぷけっしゅうす
意味すぐれた人がひとりいると、その働きぶりに周りの大勢が心を動かされ、自分もやろうと奮い立つことのたとえ。
弓の名手が見事に射てみせれば、見ていた大勢の男たちも負けじと弓の道具を身に着け、自分も射ようと構える。そうした場面を描いた言葉である。「百夫」は多くの男たち、「決」は弦を引く指にはめる道具(ゆがけ)、「拾」は弦が当たらないように腕に着ける道具(ゆごて)のこと。
出どころは中国の古い歴史書『国語』の呉語の巻。越の重臣である種(文種)が越王句践に、呉では申胥(伍子胥のこと)や華登が兵士をよく鍛えていると述べてこの言葉を引き、戦っても勝てるとは限らないので、へりくだって和睦を申し入れるほうがよいと勧めた。
例文キャプテンが朝早くから一人で練習を始めると、部員たちも次々と顔を出し始めた。これこそ一人善く射れば百夫決拾すだ。
出典『国語』呉語
場面優れている / 真似をする
使用漢字一 / 人 / 善 / 射 / 百 / 夫 / 決 / 拾

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