夫の心と川の瀬は一夜に変わる
ことわざ「夫の心と川の瀬は一夜に変わる」の意味・読み方・異形などを解説します。
夫の心と川の瀬は一夜に変わる
おっとのこころとかわのせはいちやにかわる
| 言葉 | 夫の心と川の瀬は一夜に変わる |
|---|---|
| 読み方 | おっとのこころとかわのせはいちやにかわる |
| 意味 | 夫が妻に向ける愛情は、川の浅瀬が一晩で姿を変えるのと同じで、たちまち、がらりと変わりかねない。
「瀬」は川の浅いところのこと。水の流れの具合しだいで、その位置や形が動きやすい。 「夫」を「男」に替えて、「男の心と川の瀬は一夜に変わる」の形も昔から用いられる。秋の空の変わりやすさにたとえた男心と秋の空と同じ趣旨の言葉。 |
| 例文 | 結婚する前はあれほど優しかったのに、今では帰りも遅く、ろくに口もきかない。夫の心と川の瀬は一夜に変わるは本当だったと、姉はこぼした。 |
| 異形 | 男の心と川の瀬は一夜に変わる(おとこのこころとかわのせはいちやにかわる) |
| 場面 | 夫婦 / 愛情 / 変化する |
| 使用漢字 | 夫 / 心 / 川 / 瀬 / 一 / 夜 / 変 / 男 |
「夫」を含むことわざ
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 一人善く射れば百夫決拾す(いちにんよくいればひゃっぷけっしゅうす)
- 一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- 漁夫の利(ぎょふのり)
- 三軍も帥を奪うべきなり、匹夫も志を奪うべからず(さんぐんもすいをうばうべきなり、ひっぷもこころざしをうばうべからず)
- 大丈夫、金の脇差(だいじょうぶ、かねのわきざし)
- 貞女は両夫に見えず(ていじょはりょうふにまみえず)
- 西風と夫婦喧嘩は夕限り(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)
「心」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭剃るより心を剃れ(あたまそるよりこころをそれ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
- 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 運用の妙は一心に存す(うんようのみょうはいっしんにそんす)
「川」を含むことわざ
- 胡坐で川(あぐらでかわ)
- 浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
- 朝雷に川渡りすな(あさかみなりにかわわたりすな)
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 争い木登り川渡り(あらがいきのぼりかわわたり)
- 犬の川端歩き(いぬのかわばたあるき)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 蝦踊れども川を出でず(えびおどれどもかわをいでず)
「瀬」を含むことわざ
- 浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 浮かぶ瀬(うかぶせ)
- 浮かぶ瀬がない(うかぶせがない)
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)
- 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり)
- 瀬を踏んで淵を知る(せをふんでふちをしる)
- 立つ瀬が無い(たつせがない)
- 二八余りは人の瀬越し(にはちあまりはひとのせごし)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
「夜」を含むことわざ
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 明けない夜はない(あけないよるはない)
- 朝起き千両、夜起き百両(あさおきせんりょう、よおきひゃくりょう)
- 朝寝好きの夜田打ち(あさねずきのよたうち)
- 朝の来ない夜はない(あさのこないよるはない)
- 雨夜の月(あまよのつき)
- 雨の夜にも星(あめのよにもほし)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 暗夜の礫(あんやのつぶて)
- 一寸先は闇の夜(いっすんさきはやみのよる)
「変」を含むことわざ
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相も変わらず(あいもかわらず)
- 秋の空は七度半変わる(あきのそらはななたびはんかわる)
- 有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
- 打って変わる(うってかわる)
- 移れば変わる世の習い(うつればかわるよのならい)
- 男心と秋の空は一夜に七度変わる(おとこごころとあきのそらはいちやにななたびかわる)
- 河岸を変える(かしをかえる)
- 変われば変わる(かわればかわる)
- 君子は豹変す(くんしはひょうへんす)
