昨日の淵は今日の瀬とは
昨日の淵は今日の瀬
きのうのふちはきょうのせ
言葉 | 昨日の淵は今日の瀬 |
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読み方 | きのうのふちはきょうのせ |
意味 | 世の中の移り変わりが激しいこと、絶え間なく変化していくことのたとえ。
昨日まで深い淵だった所が、今日は浅い瀬になってしまうことから。 |
類句 | 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ) |
滄海変じて桑田となる(そうかいへんじてそうでんとなる) | |
使用語彙 | 昨日 / 今日 / 瀬 |
使用漢字 | 昨 / 日 / 淵 / 今 / 瀬 |
「昨」を含むことわざ
- 一昨日来い(おとといこい)
- 昨日の今日(きのうのきょう)
- 昨日の情今日の仇(きのうのじょうきょうのあだ)
- 昨日の襤褸、今日の錦(きのうのつづれ、きょうのにしき)
- 昨日の友は今日の仇(きのうのともはきょうのあだ)
- 昨日の友は今日の敵(きのうのともはきょうのてき)
- 昨日の錦、今日の襤褸(きのうのにしき、きょうのつづれ)
- 昨日は昨日、今日は今日(きのうはきのう、きょうはきょう)
- 昨日は今日の昔(きのうはきょうのむかし)
「日」を含むことわざ
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 秋日和半作(あきびよりはんさく)
- 明後日の方(あさってのほう)
- 朝日が西から出る(あさひがにしからでる)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
「淵」を含むことわざ
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 網なくて淵を覗くな(あみなくてふちをのぞくな)
- 石を抱きて淵に入る(いしをいだきてふちにいる)
- 斧を掲げて淵に入る(おのをかかげてふちにいる)
- 塩にて淵を埋む如し(しおにてふちをうずむごとし)
- 滴り積もりて淵となる(したたりつもりてふちとなる)
- 瀬を踏んで淵を知る(せをふんでふちをしる)
「今」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 医者の只今(いしゃのただいま)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 今鳴いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 今の今まで(いまのいままで)
- 今の情けは後の仇(いまのなさけはのちのあだ)
- 今はこれまで(いまはこれまで)
- 今は昔(いまはむかし)
- 今や遅し(いまやおそし)