浅瀬に徒波とは
浅瀬に徒波
あさせにあだなみ
言葉 | 浅瀬に徒波 |
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読み方 | あさせにあだなみ |
意味 | 思慮の浅い人間ほど、おしゃべりで些細なことで騒ぎ立てるということ。「徒波」は「仇波」とも書き、浅瀬が徒(いたずら)にさざ波を立てる意から。 |
異形 | 浅瀬に仇波(あさせにあだなみ) |
類句 | 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい) |
能なし犬の高吠え | |
使用語彙 | 浅瀬 / 徒波 / 波 |
使用漢字 | 浅 / 瀬 / 徒 / 波 / 仇 |
「浅」を含むことわざ
- 浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 底が浅い(そこがあさい)
- 畜生の浅ましさ(ちくしょうのあさましさ)
- 根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
- 日が浅い(ひがあさい)
「瀬」を含むことわざ
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 浮かぶ瀬(うかぶせ)
- 浮かぶ瀬がない(うかぶせがない)
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)
- 沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり)
- 瀬を踏んで淵を知る(せをふんでふちをしる)
- 立つ瀬が無い(たつせがない)
「徒」を含むことわざ
- 徒疎か(あだおろそか)
- 徒野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒の悋気(あだのりんき)
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 徒や疎か(あだやおろそか)
- 市井の徒(しせいのと)
- 徒党を組む(ととうをくむ)
- 船盗人を徒歩で追う(ふなぬすびとをかちでおう)
「波」を含むことわざ
- 荒波に揉まれる(あらなみにもまれる)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてまんぱしたがう)
- 秋波(しゅうは)
- 秋波を送る(しゅうはをおくる)
- 白波(しらなみ)
- 弖爾波が合わない(てにはがあわない)
- 弖爾乎波が合わない(てにをはがあわない)