「波」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 20 件
「波」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)
思慮の浅い人間ほど、おしゃべりで些細なことで騒ぎ立てるということ。「仇波」は「徒波」とも書き、浅瀬が徒(いたずら)にさざ波を立てる意から。
荒波に揉まれる(あらなみにもまれる)
世間の厳しい現実の中で、さまざまな苦労を重ねること。
阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
ある土地の風習は、他の土地にも移る。上の人の行いは、下の者も真似るようになるということ。また、どこの土地でも人情は変わらないということ。「阿波」は現在の徳島県、「讃岐」は香川県。
一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてまんぱしたがう)
一つの小さな事件の影響が、いろいろな方面に及ぶことのたとえ。 波が一つ起きると、そこからたくさんの波が続いて起きるということから。
四海波静か(しかいなみしずか)
世の中に波乱がなく、民が安んじて暮らしていること。国のうちも外も荒立たず、見わたすかぎりの海に波一つ立たないようだという意。
秋波(しゅうは)
男性をひきつける、女性の色っぽい目つき。色目。流し目。
多く「[[秋波を送る*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/3316.php]]」の形で使う。秋波を送る(しゅうはをおくる)
女性が相手の気を引こうとして色目を使うこと。「秋波」は美人の涼やかな目もと。また、女性の媚びを含んだ目つきのこと。
白波(しらなみ)
他人のものを盗む人。また、その集団。盗賊。中国の後漢末、黄巾の賊の残党が白波谷(はくはこく)に籠もって白波賊(はくはぞく)と呼ばれ、日本でそれを訓読したもの。
弖爾乎波が合わない(てにをはがあわない)
話の辻褄が合わないことのたとえ。 「てにをは」は助詞や助動詞のことで、それらが正しく使われていないということから。
長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)
各地の方言の特徴をとらえて語調よくいったことば。
難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)
物の呼び名、風俗、習慣などは、地方によって異なるというたとえ。 難波では「葦(あし)」と呼んでいる植物を、伊勢では「浜荻(はまおぎ)」と呼ぶとの意から。
波風が絶えない(なみかぜがたえない)
絶えず揉め事や争い事がある様子。
波風が立つ(なみかぜがたつ)
それまで平穏だったところから、揉め事や争い事が生じるたとえ。
波に千鳥(なみにちどり)
絵になるような取り合わせのよいもののたとえ。
波に乗る(なみにのる)
その時の世の中の流れにうまく合うこと。 調子がよくなり、勢いにのること。
波紋を投ずる(はもんをとうずる)
静まっていた場に一つの出来事を持ち込んで、まわりが騒ぎ出す元を作ること。投げた側の思わくを越えて、そこから先へ揺れが伝わっていく。
波紋を広げる(はもんをひろげる)
一つの言動が収まらずに、関わりのない所まで話を巻き込んでいくこと。放っておくうちに騒ぎの輪が外へ外へと伸びていく状態をいう。
平地に波瀾を起こす(へいちにはらんをおこす)
世の中が平和に治まっているときに、わざわざもめごとを起こすたとえ。
ぽつぽつ三年、波八年(ぽつぽつさんねん、なみはちねん)
何事も一人前になるには、それなりの年月が必要だということ。 日本画の修行では、ぽつぽつと点で苔を描けるようになるのに三年、波を描けるようになるのに八年かかるとの意から。
寄る年波には勝てぬ(よるとしなみにはかてぬ)
いつまでも若いつもりでも、加齢による体力や気力の衰えには逆らえないということ。
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